9/22月曜日に放送された、サロンド武蔵野理髪店 第80回目のポッドキャスト放送です。

オープニングはスポーツの秋ということで、お二人が最近よく走っているというお話から。
最近体型が気になっているあべさんは格好良いお父さんになるべく、夜走ることを日課にしているとのこと。元々スポーツマンの松本さんも空いてる時間に家の周りを走ったりして健康維持に努めているとのこと。昔、陸上競技をしていたと言うと体が大きいので砲丸投げや槍投げをやっていたのかと聞かれることがあるが元々短距離の選手、体のためにも走ることで体調に気を付けて頑張りたいとお話頂きました。


一つ目のお話は松本さんの二つの変化について。

一つ目は9/4に青年局長の仕事を終え、内閣府の大臣政務官に任命されたこと。
これからは政府の中に入って仕事をすることになったという報告。

内閣府は色んな省庁と横断的に取り組まなければいけない国家的な課題を所管をする部門。仕事の内容も防災対応・沖縄関係・科学技術・イノベーション・海洋政策・領土問題・知的財産・宇宙開発・クールジャパン等いろんな役職が入っている。また普通の省庁や役所であれば役職が上の人が数少なく、段々役職が下がるにしたがい人が増えるピラミッド型の組織が普通だが、内閣府は大臣が、菅官房長官・山谷大臣・山口俊一大臣と三人。副大臣が西村康稔副大臣・平副大臣・赤沢副大臣と三人いて、その下である政務官は松本さん一人だけという大変なお役目とのこと。人々の暮らしを守る危機管理の担当になったので緊張感を持って常に何があっても対応できるよう頑張っていきたいとお話頂きました。

二つ目は41歳でやっとこさっとこ結婚をしましたというお目出度い報告。
まだ結婚してから日が経ってないので、あまり実感もなく、広島での水害など防災対応もあり、新婚旅行の予定も立てられない状況だが、奥さんもその辺は覚悟をし、理解してもらえているので有難いとお話頂きました。

政治家としてこういう国を作るんだという思いは、その人が経験してきた物の積み重ねがあって生まれるもの。結婚をして初めて見えてくるもの、分かるものが沢山あると思うので、そういう物をしっかり吸収して人間としても成長していきたいとお話頂きました。


二つ目はベトナムへ訪問のお話。

8/26~8/31にかけ、当時まだ青年局長だった時の仕事として国会や地方で活躍してる仲間達60人位でベトナムへ訪問したことについてお話頂きました。

前回はハノイだけを訪問し、その際にベトナム側から青年世代の交流をしたいというリクエストをうけた事もあり、今回は少し大きい規模での訪問になったとのこと。

ご承知の通り、ベトナムは第二次安倍内閣で最初に訪問をした国。
ベトナムの平均年齢は30を切る位に若い人が多く、人口が伸びていくことが期待されていて、勤勉な国民性もあって日本の企業もドンドン進出している実態があり、東南アジアで最も成長する地域となることで、東南アジアの指導的役割を担う国の一つになるだろうということもあり、そういう思いを持ちながらホーチミンとハノイを両方お伺いさせて頂いたとお話頂きました。

商業の都市ーチミンでは日系の進出企業と話す機会をもらったり、ベトナムはインフラ面が遅れているので、日本がそれを手助けをしていてる現場として下水道浄化施設を見学。ホーチミンの下水道を浄化する施設では、大阪市が人を派遣し日本式の下水道処理を指導していて、その処理方法がベトナムに定着していっていること。外交というと国と国とのやりとりを考えがちだが、国のノウハウよりも自治体のノウハウを伝えていくことが凄く大事だと感じた視察だった。オールジャパンでどういう取り組みをしていくべきかを考える良いきっかけになった。こういった日本の支援がベトナムの生活の向上になっているとベトナム国民の皆さんに教えてくれていることもあり、日本に対する好感が凄く高い。こういった背景には民間や地方自治体の努力が評価を押し上げている部分があると凄く実感できたとお話いただきました。

政治の都市ハノイではベトナムの政治のトップ4のうち2人に会うことができた。その2人とはサン国家主席、フン国会議長。普通はトップクラスの人間に大臣でもない人が行ってこんなに会えることはないと言われた位の人物と有効な話ができたことは良い経験だった。そういうレベルの人とお会いができたということは、日本との関係は今さえ良ければ良いと言うものでなく、ベトナムが抱える課題(工業技術力の向上、農業の近代化、中国との領海問題があり、日本から中古の巡視船のを提供してもらったこと)を考えると、日本とベトナムは将来にわたって密接な関係を作っていきましょうという向こうの期待を凄く感じることができた。日本とベトナムが密接な関係を築くことが日本の利益に繋がり、地域の平和と安定に繋がる。そんな有意義な訪問が出来たと凄く思う。ベトナムとの関係には難しい問題も含んでいるが、貴重な経験をさせてもらったことに改めて感謝したいと思いますし、日本のみなさんももっともっとベトナムに関心を持って欲しいとお話頂きました。


三つ目は朝日新聞の誤報問題について

前回の放送でも触れた朝日新聞の従軍慰安婦問題、福島第一原発の事故調査報告の一つである吉田調書の誤報について、あべさんから新聞の影響力についてもう少し考えて貰いたいと言うリクエストに松本さんに応えて頂きました。

マスコミは大事な役割を担っているのだから誤報があったことは残念だし、大変問題だと思っている。報道は事実をしっかり伝えてもらうことが重要で、事実をしっかりと報道した上でそれに対して社としてどう考えるかを述べるならまだ良いが、事実でないことを事実のように報道することはマスコミの在り方としていかがなものかと感じざるを得ない。我が国は民主主義の国なので正しい情報に基づいて、国民が正しく情報を理解し、それにより国民に正しい判断ができるよう導いていくことがマスコミの公共的な役割だと思っている。福島原発の吉田調書の誤報が海外にそのまま転載されたことについては、あの震災で未曾有の事故に立ち向かった作業員に対する海外の称賛は間違いだったと報道されたケースもあり、今回の誤報は海外にも大きな影響を与えてしまったという実態がある。前回の放送でも言ったが、マスコミが国民の知る権利を代弁してるんだというのであればマスコミとしての矜持を示して欲しいし、事実と違ったことについてはよりしっかり謝罪をし、国際社会に対してもしっかりとしたメッセージを出してもらいたい。また二度とこういうことが起きないよう、どのようにしていくのか国民の皆さんの目に見えるようにやって欲しい。またマスコミの在り方についてもマスコミ自信で考え直して欲しいし、誇りと矜持を持ってしっかりと対応して欲しいとお話頂きました。

あべさんからは情報を受け取る側も自分達が大衆迎合に踊らされず、一つ一つのニュースを噛砕けるスキルを持たなければいけないとお話頂きました。

松本さんからは最近はネットの普及で多角的に情報が見れるようになってきているので、受け取り側の判断能力の高まりも大事にされる時代にもなってきている。是非そういう意味では我々一人一人も考えたり勉強したりしなければいけない時期に差し掛かっているという思いをお話いただきました。


四つ目は北朝鮮の拉致問題ついて

収録日の今日9/13は日比谷公会堂で拉致問題の国民大集会があり安倍総理が出席、松本さんも担当政務官として出席したいたことから拉致問題解決への思いをお話頂きました。

今年に入って北朝鮮との話し合いがあり、特定失踪者も含めた再調査が進み始めたことは大きな前進であることは間違いないことだと思う。このことについて当のご家族からしたら今回の動きに対してもの凄い期待がある一方、また引き延ばされたり、中途半端な結果になるのではないかという心配な声も非常に強いことも感じている。しかしながらこの機会を捉えずにいつ捉えるんだという切羽詰まった思いや期待があることも理解してるのでそのことを心に刻んで一日でも一刻でも全面的な解決にむけて一所懸命頑張りたい。

いずれにしても大切なことは国民の皆さんの拉致を解決するという思いを持つことが大切なので皆さんにも是非ご協力をお願い致しますとお話頂きました。


サロンド武蔵野理髪店 第80回目ポッドキャスト放送

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