7/28月曜日に放送された、サロンド武蔵野理髪店 第78回目のポッドキャスト放送です。


オープニングトークはお二人の近況報告から。

おかげさまで通常国会も6/22に会期通り閉幕。
閉会中であっても色々な審議や会議、活動はあるものの大きな括りでの通常国会が終了して一段落ついたことを松本さんからお話頂きました。

あべさんからは普段仕事で見に行けない子供の少年野球を久しぶりに見に行った話。
上の子が野球肘になり、遠投が出来ないなか、チームメイトが協力してフォローする姿に感動。そのままコーチたちの打ち上げに参加。古くからいるコーチの中に南三陸出身の方がいて松本さんのチームイレブンの話も知っていて皆すごく感謝していると言う話をされ被災地の話で盛り上がったとのこと。

地震発災からチームイレブンが動いていることを被災地の人だけでなく被災地を故郷としている人たちが知ってくれていることが嬉しい。復旧復興は道半ばで風化をさせてはいけないし、3年経ったからこそ顕在化してきている問題もある。また心の部分も含めると延々とは続いて行く作業だと思う。だからこそ皆さんに被災地の現状を知ってもらいたいし、だからこそ被災地の状況を我々ももう一度しっかりと思い出して支援を一生懸命やっていくことを国民全員でやっていくことが大事だと松本さんにお話頂きました。


一つ目のお話は今国会の法案と松本さんの国会での活動を振り返って頂きました。

今国会の特徴としてはまず一つ目は内閣提出法案が約81本、条約関係が約18本合計99本の法案をおかげさまで通過させて頂き、97.5%の高い成立率ができたこと一つ。

今国会は「経済好循環実現国会」と銘打っていて特区を認めていく法案をつくり、地域として成長し日本の国として成長の基盤を築くような法案を作ったとのこと。特に松本さんが自分も作った法案のため印象に残っているものとして「小規模事業者の基本法」については、日本の法律で小規模事業者向けの法案を初めて作ることができたとのこと、公共事業に関する品質確保法なども含め色々な法律案を成立させることができたことをお話し頂きました。

小規模事業者への支援を明文化したことにより、建設業界の話をすれば、過当競争により安かろう悪かろうになったり、職人が激減してる状況から経済の効率性だけでなく社会的な合理性をどういう風に確保していくのかという観点から、地域で頑張っている小規模企業の皆さんに支援していく方向が示せた。これからの日本は地方自治体の数がどんどん減っていくなどの話もあるなか、地域を支えてくれた企業に目を向け、そこを振興していくと言うことを実は今国会ではかなり力をいれてやることができた。そこがもう一つの今国会の特徴だとお話いただきました。

他にも松本さんが国政に関して力を入れたこととして、6/22国会が閉じてから国政報告会も各地でやらせていただき、皆さんにご報告をさせて頂き、また意見を頂いたりしているとのこと。良いことも悪いことも「ふざけるな!」と言う声でもいいからどんどんぶつけて欲しいとお話頂きました。

政治は何が難しいかと言うと、会社であれば全社員が一丸となれる目標を作ってそこに向かっていけばいいが、国とは色んな価値観を持っている人の集まりなので、お金の使い方も優先順位も人それぞれ違う。ある意味において人の価値観に根ざした取りきめごとをしていくところが難しいところでもあり尊いところでもあると思っている。選挙の時の一票が皆さんの意思の反映であるが、選挙の時に意思表示を知ればいいと言うだけでなく身近な所に居る政治家にそういう思いをぶつけてもらうのも大切な作業だと感じている。我々も一つ一つの声を聞いて自分で考え様々な事を考え決め、発言をしたりしている。

政治は政治家の専売特許ではなく地域の皆さんの声を代弁するという部分もあるので、是非皆さんにもこういう政治活動にどんどん参加して頂いて応援でも文句でもなんでもいいのでそういう声を貰えることが地域の政治を高めていく大切な作業になっていくと思うのでそういうこともどんどんやって欲しいとお話いただきました。

二つ目のお話は青年局の研修で山口県岩国市にってきたお話。

先日、青年局の若い仲間達の勉強の一環で岩国市に行ってきた。観光地としては錦帯橋が有名で日本古来の作り方で出来ているため釘を一本もつかっていない。実際渡ってきて素敵な橋だと思ったとのこと。岩国市はそんな素晴らしい環境もあり、また米海兵隊や海上自衛隊の基地があったりと基地の町という部分もある。岩国は沖縄からの負担軽減のため普天間の空中給油機を移すことを了承した始めての自治体。そういった基地と町との関係などの話を岩国市長に話を聞いたり状況を見てきた訪問だったとお話頂きました。

岩国市の福田市長は松本さんの衆議院の当選同期で非常に仲が良かったこともあり実現した研修で、青年局の若政治家手80人程で岩国市に集結して研修をしたとのこと。地域を盛り上げる取り組み、米基地の負担を如何に前向きにとらえ、逆に利用して町を活性化する姿は勉強になったとのこと。

岩国の基地は元々滑走路が工場側にあり、煙突などを避けるため飛行機が離陸直後に機体を旋回させ、エンジンが住宅街に向き騒音が凄いなど危険視される部分があったが、現在は滑走路が海側を向き、軍民共用も実現。一日4便、全日空の地方路線があり。岩国は日本で2番目に搭乗数が多い。松本さんはその状況が見たくて無理やり飛行機で行ってところ本当に満席だったとのこと。昔は120席程のボーイング737だったのがもう少し大きい767に変えると言う話も出ている。加えて企業誘致も進んでいて、基地の事を交渉しながら逞しく町の発展に繋げている姿を見させてもらったとのこと。

また、岩国の基地は米軍による犯罪がほとんどない珍しい土地。市長にそのことを聞いてみたところ、田舎の老人だけの家のボランティアの雑草掃除等を海兵隊にお願いしてやってもらっている。そうすると海兵隊の人も地元のおじいちゃんとおばあちゃんの顔を思い浮かべて生活するようになり犯罪が減ってきたという話をされた。出来る限り米軍は減らしていかなければいけないし、沖縄の負担軽減もやっていかねばいけないが、一方で現実として受け入れなければいけないそういう環境の中、どうやって犯罪を減らしていくのか、安心して暮らせる町を作っていくのかというところで、福田市長の取り組みは勉強になったとお話頂きました。

いずれにしても地方の活性化は大事な観点になってくる。我々の住んでいる地域でもギスギスとしたことが起きたりしがちな部分はあると思う。そういう時に人と人とのコミュニケーションというのをいかにとっていくのかが、全ての基本なんだと改めて勉強になった。今回の研修で仲間たちと勉強した内容を各地域で拡散してやっていきたいと思ったとお話頂きました。

三つ目のお話は青年局への取材と松本さんのテレビ出演。

自民党の青年局を取材したいという話があり、東京MX毎週土曜日の5時放送の「週刊リテラシー」でその時の取材内容が放送されたことをお話頂きました。

番組のレギュラーであるロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが青年局に興味をもっていて、ままた田村淳さんが昭和48年(1973年)生まれで松本さんとも同い年ということもあり興味をもって取材に来て下さったとのこと。放送後地元を回ると皆さんに「見ましたよ」と声をかけてもらうこともあり、びっくりしているとお話頂きました。

取材の時感じた事として、田村さんは頭が良くてズバズバと本質を聞いてくる人だと思ったとのこと。一番最初にカメラが回ってない時、最初に言われたのは「チームイレブンは継続してるんですか」と田村さんに聞かれ「してますよ」と答えたら大変びっくりしていた。

被災地での活動がなかなか知れてないのは悲しいことだなと思うと同時に、こういう媒体を通じてそういう活動をしてること、被災地に対する関心がもう一度しっかりでてくればいいなと思った。また同時に、大手のマスコミだと有名重鎮と言われる方を取り上げることが多い中で、若い政治家の人たちも頑張っているんだという事を見せることができたのは良かった。そういう意味では最近青年局への取材が増えてきてるので、いろんな媒体で皆様にお目にかかることがあると思うとお話頂きました。


四つ目は松本さんの今後の夏の予定と

閉会中であっても様々な会議ある。外交関係の仕事を中心にしっかりやっていきたい。会期中と違い、地元に居る時間も取りやすくなっているので、出来るだけ色んなイベントにお邪魔をさせて頂いて、いろんな話をきかせてもらいたい。また夏休み企画として国会見学会もやっているとお話頂きました。

外交関係の活動として収録日の翌日7/22から1泊4日でシンガポールへ海外の視察へ行くとのこと。シンガポールは以前から大変興味をもっているとのこと。これからの日本の将来を考えた時にアジアのなかで中心的な役割を日本が果たしていかなければいけないという思いを持っていて、人と物とお金の流れについてアジアと世界をつなぐ真ん中に日本がいれる国作りをしたいという思いがある。シンガポールは凄く小さい国だがアジアの金融センターとしての役割を担いながら繁栄している。そんな様々な取り組みを勉強させていただく事がこれからの日本の国づくりにも大変役に立つ部分もあると思うので自分なりのテーマをもって厳しいスケジュールだけど色んなものを見てくることが出来ればいいなと思いながら活動してる。

国会議員は国会が閉じているからといってお休みなわけでなく、その間も日本で世界でいろんな動きがあるのでそういう部分はしっかりとやっていかなければならないし、いざとなれば国会の委員会を開いて対応をしていかなければいけない。自分も緊張感を持ってしっかりと活動をしていきたいと思うし、同時に閉会中の期間は地域の皆さんの声や思いを吸収する大きな機会でもあるのでしっかりと聞きながら充電をしていきたいと思いながら活動している。暑くて夕立も多く、消防団の皆さんも大変だと思うがこの暑い夏を元気に乗り切っていきたいと思うとお話頂きました。

サロンド武蔵野理髪店 第78回目ポッドキャスト放送

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