1/27月曜日に放送された、サロンド武蔵野理髪店 第72回目のポッドキャスト放送です。今回から放送時間も第四木曜日から第四月曜日にかわりました。

オープニングトークは年明け第一回目の放送ということで松本さん、あべさんお二人のお正月の様子をお話頂きました。

あべさんは中学時代の同級生と毎年地元のお宮に大晦日から並びんで、参拝をしてから飲みにいくのが恒例とのこと。今年も皆で集まって楽しく過ごしたとのこと。またご家族とバスで佐野厄除大師にお参りに行ってきたことをお話頂きました。

松本さんの年末年始は毎年地元のお宮を回りながら、初詣のお手伝いをしている自治会の皆さんに挨拶回りをすることが恒例とのこと。今年もお宮では甘酒を飲んだり、地元の方と火にあたりながら世間話をしたりして過ごしたことをお話頂きました。あべさんからはそんな地元回りをしている松本さんの様子を地元の人達がFacebookなどで写真を投稿して紹介してくれていることなどもお話いただきました。

松本さんからは今年のお正月はいつもと違い、変わった事として、1//2、3のどちらかは毎年実家で過ごすことにしているが、今年は母親の希望で草津まで日帰り旅行に行ってきたとのこと。温泉はもの凄く混んでいて、肩寄せ合って湯に浸かるような状況だったが、ぽかぽかと気持ちよく過ごせ、雪もなく穏やかな天気でとても良かったとのこと。また日頃母親となかなかゆっくり話す時間も無かったが移動中の車の中で話が出来て、久しぶりに母親孝行ができたお正月だったとお話頂きました。



二つ目のお話は昨年の暮れにベトナムを訪問したお話。

実はベトナムのから日本の若手政治家と交流をしたいというオファーが自民党青年局長である松本さんに来たため、今回10名の仲間の国会議員と12/25~27にベトナムに行ってきたとのこと。

ベトナムは北のハノイが政治の中心、南のホーチミンが経済・文化で栄えている都市とのこと。今回は滞在時間約48時間というハードスケジュールのため、ハノイしか回れず、ベトナムという国の半分も見れたかどうかという状態だったが、初めてのベトナムはとても刺激的な体験をさせてもらったとお話頂きました。

今回、オファーがあった意味としてベトナムが安全保障の問題で中国と島をめぐる領有権の問題を抱えてる半面、経済では中国と近しい状況のなかで日本とも仲良くすることでバランスをとりたいという思いがあること。また経済の面でベトナムの将来を考えると人口も多く、労働力も優秀という面から日本から色々なことを学んで国を発展させていきたいという二つの思惑があり、おそらくそれは長い期間を掛けて良い関係をつくりたいということで若手同士で交流を進めて欲しいという事になったのではないかとお話頂きました。

ベトナムではとても対日感情が良いというお話については、日本はODAでベトナムのインフラ整備を昔から行っていて、ベトナムはODAで建てた道路や橋に必ず日本の援助があった事をしっかりと教える表示をしてくれている。ベトナムの人たちもそれを分かってくれていることもあり、それが対日感情の好転につながっている。また安全保障面でも日本がアジアのリーダーになってもらい、法と秩序に基づいたアジアを作って欲しいと思っているとのこと。そういった部分では日本と同様にベトナムも海上警備の課題を考えていることもあるため、日本の海上保安庁の船をベトナム政府に渡す話も政府同士で始まっているとのこと。互いの結びつきを深めるため日本から出来る限りの援助はしていき、ベトナムの人たちが安心して暮らせるように。安全保障といっても法とルールに基づいて、一方的な条件変更を武力で迫るものにはアジアの仲間と協力してそういうことが無いようにしていく取り組みを皆でやっていくということだと思うとお話いただきました。

また経済の面でベトナムにサムソンの工場が多いことに驚かされたと言うお話について。ベトナムの総輸出の一割がサムソンとのことで、それだけ影響力が大きい面もあるがベトナム戦争の時に韓国がアメリカと共に出兵していた関係上、歴史的な経緯もありベトナム国民は韓国に対してて複雑な感情を持っているとのこと。サムソンのシェアが多いといっても製品の組み立てだけをやっている状態なので、部品の輸入にベトナムは莫大な金額を負担しているため、現状どれだけお金がベトナムに落ちてきているのかといった話も政府関係者から話を聞くことがあったとお話頂きました。

ベトナムとしては組み立てるだけだと基礎的な技術が蓄積ができず、将来を考えるといつまでも人件費が安い組み立て工場のままでは根っこの経済が育たないと危惧している。ベトナムに進出している日本企業も視察したが、日本企業は現地の人を採用して現地の人に技術を教えて育てている。そういう取り組みが評価されていて、ベトナムの人たちにとても感謝されてるという話もあるとのこと。ベトナムは人口も多く、学力も高く、将来有望視されている国。第二次安倍内閣で最初に訪問したのもベトナム。そういう意味でもベトナムとの関係は日本にとって重要性が増してくるし、ベトナムの存在感もアジアで大きくなっていくことも間違いない。日本がやれることは凄く大きいのかなと感じたとお話頂きました。

また、面白い話としてベトナムはアメリカに対する感情が良い、何故かというと戦争に勝ったからというのが理由とのこと。松本さんがベトナムの安全保障関係者と話した時、「なんでベトナム戦争でアメリカが負けたか分かりますか」と聞かれたが、答えられないでいたら「ベトナムという国はある意味いい加減なところが強いんです」と言われたとのこと。ベトナムが得意とするゲリラ戦はなかなか攻撃の予想がつかない、逆に統率がとれている方が相手に分かりやすい、そう考えると良い悪いは別にして、ある意味においてベトナムの底力を感じた話だったとお話頂きました。

今回の訪問でベトナムが日本に対して凄く期待をしてくれていることを感じ有難いと思った。ベトナムを一つのきっかけとしてアジアとの関係をしっかりやっていきたいとお話頂きました。



三つ目はチームイレブンの活動のお話。

毎月11に自民党青年局で東日本大震災の被災地に訪問するこの活動を「ベストカー」という雑誌が毎月見開きで紙面を割いて取り上げてくれていることのこと。編集長がチームイレブンの活動を高く評価してくれていて、毎回必ず取材に来てくれているとのこと。あべさんのお店にも「ベストカー」を置いていて毎月読んでいるとお話頂きました。

今月のチームイレブンはは被災地でなく築地市場。被災3県の岩手・宮城・福島は漁業が盛んな地域。被災地を回ると漁業関係者から常に風評被害を打破して欲しいという話が出てくるとのこと。放射性物質が出てくる魚については出荷停止処分をしていて、安全なものに限って流通をさせているが、それがなかなか風評被害によって表に流通していかないということがあるので、仲卸の人たちの話を聞きに行き改善をしてもらおうということで行くことになったとのこと。

仲卸の方も風評被害については一生懸命払拭しようと頑張ってくれていて、実際どういう形で被災地で水揚げがされ、魚が運ばれているのかという研修会をしたり、場外市場の人たちが復興マルシェというものを作り、被災地のものを中心に販売する場所を設け、一生懸命取り組んでくれているとのこと。松本さんとしては市場としても風評被害についてもっともっとしっかり対応してもらうよう頑張って働きをかけをしていく一方で、流通業者や小売業者についてももっともっと強く働きかけをしていく活動をしていかなければいけないと感じたとお話頂きました。

被災地産のものに対しては良いと言う人もそれはちょっとと言う人もいると思うが、被災地の人が口々に言うには、ちょっとと思う人は買わなくてもいいが人の目に触れ、選択肢にあがることが大事なんだと言われるとのこと。なんとかそういう形にしていけるよう頑張りたいとお話頂きました。

1/24から平成26年の通常国会が始まる。日本を元気にする、それを実現する政策がメインになって予算も含め話し合われていくことになるとのこと。復興を加速させる大きな取り組みが予算にしても法律案にしても大きな課題になっていくので是非そういった部分に注目して色々と見ていくといいと思うと通常国会の見どころについてもお話し頂きました。

サロンド武蔵野理髪店 第72回目ポッドキャスト放送

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