12/26木曜日に放送された、サロンド武蔵野理髪店 第71回目のポッドキャスト放送です。

オープニングトークは松本さん、あべさんの近況報告から。

あべさんはからは12月恒例の東京モーターショーに行ってきたというお話から。

前回、前々回のモーターショーはリーマンショックや東日本大震災の後の開催ということもあって、正直決して明るいものではなかった。それに比べると、今年のモーターショーは為替の問題などで企業の業績が良くなっている部分もあるためか、明るいイメージのイベントだったとお話頂きました。

環境や燃費の話題だけでなく、車というものは楽しいものなんだというテーマのものが沢山あり、人も沢山いて賑わっていたとのこと。今までは海外に輸出しなければいけないといった雰囲気があったが、国内向けのモデルを作る余裕も感じられメーカーの頑張りが伝わってきたとお話頂きました。

松本さんからは臨時国会が終了後、平成26年度の予算や税制を決める会議が12月中ずっと続いていたものがやっと一段落したというお話から。

国が予算の決定をしないと、各地方自治体が国からの補助金がどう入ってくるかわからないため自治体の予算を決められないということもあり、来年の通常国会が始まったらすぐ予算を審議し、3月までに決めていけるよう、年明けの審議あたり、予め政府並び与党の間で国会が閉じた後も来年度予算についての議論を重ね12/22にやっと決めることができたとのこと。

松本さんは自民党青年局長という御役目に加え、外交政策部門の№2である外交部会長代理として日本の外交力を強めていくための予算組みを行い、かなり辛どい日程だったがなんとか纏め上げることができたとお話頂きました。



二つ目のお話は予算から見る平成26年度の日本の方向性について。

平成26年度の予算を見るポイントととしては「日本の経済の下支えが出来る予算を作らなけれ
ばいけない」という考えにたっていくつかポイントを上げてお話頂きました。

景気対策としては企業を応援するための予算編成として、将来に向けた投資に対して一生懸命バックアップしていく仕組み作り。特に地域を支えて下さっている中小企業の下支えを重点的にやっていくとのこと。企業が前向きに投資をしてくれたり、従業員の給料をしっかり上げてくれるように、業績が良くなった部分を企業が内部に貯め込むのではなく、前向きに使ってもらえるような予算を組んでいることが特徴になっているとお話いただきました。

続いて社会保障の分野については来年4月から消費税が8%に上がった分は社会保障に使用することが法律に明記されていているため、社会保障予算をかなり伸ばして国民の安心に繋がる形にしていけるよう進めているとお話頂きました。

また外交関係も予算を増やし、厳しさを増す国際状況の中で日本の立場を世界に知ってもらうため、日本の意思を諸外国にアピールしたいと考えている。そのなかで来年特筆することとして国連の安全保障理事会の非常任理事国選挙があり、そこでは厳しい戦いが予想されている。日本は一回だけ非常任理事国選挙に負けたことがあり、今回、負けた時の相手とまた選挙をしなければいけない。我々としてはこの選挙に勝ちぬき、国際社会に日本の考えや思いを理解してもらうためにも一生懸命はやっていかないといけないとお話頂きました。

加えて、防衛関係の予算も工夫をしていて、離島防衛、無人偵察機の導入など予算を重点的に組ませて貰ったとのこと。以上の経済・外交・安全保障・社会保障に重点的に予算を配分し、日本の安全・安心をしっかり守る、経済が良くなっている実感を国民の皆さんに届けることによって、平成26年の一番のキーワードである「政府が主導をするのではなく民間の皆さんの前向きな気持ちが主体となって日本の経済が良い方向に進んでいく」という目的で予算編成をしているとお話頂きました。

また予算を考える上で一番大切なこととして、平成26度の税収が50兆円を7、8年ぶりに超えると見込まれ、おかげさまで国債の新規発行額を1兆2000億削減できたとのこと。

日本の財政の課題として基礎的財政収支をなんとか黒字化するのが中期的な目標になっている。それは支出を収入の範囲内に抑える事を目標にしているということ。収入と支出が一体になれば今までの借金も借り換えができるようになり、平成26年度は当初赤字を4兆円減らそという目標で考えていたが、税収上昇が見込まれるためその目標を大幅に5.2兆円まで改善をする見通しで予算計画を練っている。黒字になればその分を借金の返済にまわせるので何とか実現したいと思っているとお話いただきました。

実は7年前に基礎的財政収支が黒字化するところまでいってはいたが、リーマンショックの後の経済の悪化で赤字が広がり続けてしまった。その分の改善が図ることができるということは大変凄いこと。何が凄いというとそれは日本の国の皆さんが一生けん命頑張って経済の状況が良くなってきているということを表しているからだとお話いただきました。

何故、基礎的財政収支を黒地化するのかというと、よく言われる「若い世代に借金を残さない」というだけでなく、黒字化していく取り組みをしていかないと年金・医療・介護の社会保障を子供たちの世代に残していくことができないというのが重要なポイントになっていて、改善のために綱渡みたいな取り組みをしている。円高が是正され輸出産業を中心にの業績が改善され、金利の大幅な上昇もみられず安定していることは非常にいいことなのかなと感じているとお話頂きました。

予算はお金の面で平成26年を一年間どういう方針でどう動かしていくのか表している、日本の国の方向性が予算のなかに詰まっていると言っても過言ではないと思っている、そういう意味でも国民の皆さんの力もいただいて政治が、行政が頑張り、色んな人ががんばることで日本を元気にするための力集め、平成26年を境に日本と言う国がなんとか立ち直っていける節目の一年にしていかなければいけないとお話頂きました。



三つ目のお話は今年の活動に反省と来年の抱負について

自民党の青年局長と言うお役目をいただき、87名いる衆参の45歳以下の自民党議員の仲間たちを束ね、仲間の力も借りながら、なんとか青年世代が日本をいい方向に動かせるよう頑張っていきたいとお話頂きました。

最近話題に上がったは特定秘密保護法案などについては、今までは内閣が決めたガイドラインに従い各省庁が秘密事項をバラバラに指定し、その中身を政治家が触れることが出来なかった。今回は外交・安全保障・テロに関わるもの以外は特定秘密に指定できないルール作りをし、国民が選んだ政治家が大臣として内容をチェックする仕組みを作り、政権交代があったら場合には別の党がチェックすることも考え、30年後には閣議決定でその情報について全ての大臣が承認をしないといけなくなり、60年後には特定秘密だった情報は公文書館に納め広く国民の目に触れることができるように変えることができた。それは役人が好き勝手に決めてた情報のランク付けを国民が選んだ政治家がチェックできる仕組みを作ったと言える。しかしながらこの特定秘密保護法案についてはマスコミの皆さんもしっかりと説明してくれない、報道が間違っていると感じることもあった。そのことから、我々政治が国民に直接語りかけて理解してもらう取り組みが必要だっという反省し、政治はより一層国民との距離をしっかりと近づけていかなければいけないと感じたとお話いただきました。

またチームイレブンで毎月11に被災地にいき被災者の声を聞く活動のなかで松本さんが青年局長になったことで考えた一つの方針は「青年世代の政治家は要領が良くなってはいけない、汗をかくことをいとわない泥臭いこともいとわない、現場主義であるこっとをしっかりと貫き通す」ことが大事だと打ち出しているとの事。

被災地で仮設住宅に宿泊した時に本音で話して貰ったことが心に残っている。要領よくやっては聞けなった声が沢山聞けたことで、常に現場に一番近いところに我々は居る存在であると理解し、震災だけでなく経済の面にしても地域で頑張ってる人、苦しんでいる人の声もしっかりと拾い上げる体制も形作っていかなければいけないないと平成25年の活動を通じで感じたとのこと。そういった反省も含め、将来のことも考え、平成26年は兎に角汗をかきまくる、現地に足を運んで皆さんの声を聞きまくる、そのうえで青年世代の仲間たちと現場主義を共有することができれば日本をを少しでも変えていける、元気にしていく活力の源になっていけるのかなと思いながら平成26年も頑張っていきたいとお話頂きました。



最後に、放送時間の変更について。

現在の第四木曜日の12:15~30分の放送が、年明けの1月からから第四月曜日12:15~30分に変わります。

松本さんとしては来年は番組をパワーアップさせ、ゲストを呼ぶなどの工夫もしたいとお話頂きました。

サロンド武蔵野理髪店 第71回目ポッドキャスト放送

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