9/26木曜日に放送された、サロンド武蔵野理髪店 第68回目のポッドキャスト放送です。

オープニングトークは松本さん、あべさんのの近況報告から。

国会は閉会中ですが、国会議員は何も仕事をしていないわけではありません。永田町では平成26年度の予算編成・税制改正の議論が連日続けられとているとのこと。松本さんも自民党の外交部会長代理として概算要求を提出する責任者になったりとかなりバタバタするなか一所懸命やらせて頂いたとお話頂きました。

あべさんからは子供たちと一緒にGT選手権のテスト走行を見にもてぎや富士のスピードウェイに行ったというお話。テスト走行ということでパドックにも近づけてマシンを身近に見ることができ、お子さんはイマイチだったようですが、あべさんはとても楽しかったとお話頂きました。

また敬老の日の9/16に東京に台風が直撃したことについては地域防災の重要性についてお話頂きました。松本さんも当日は地元のイベントの合間に車で地域に被害が出てないか見回っていたとのこと。その時、地元の消防団が一生懸命警戒のためにポンプ車で走り回っている姿をみて本当に心強いと思ったことをお話頂きました。実は消防団や警察等が強風で不安定になっている物品の補強し回ったりしてくれていて、そういうことがあって被害が少なくて済んでいること、あべさんからは元消防団員として消防団員は災害時には自宅待機の連絡が入り、いつでも出動できるようにしていることなどをお話頂きました。松本さんからは地域を一生懸命守っている人たちが居ることをこのラジオを通じて多くの人に知って欲しいとお話いただきました。


二つ目の話題は東京オリンピック・パラリンピック招致について。

オリンピック招致についてはオールジャパンでずっと動き続けていて、海外のお客さんと会う時にも必ずオリンピックの話をしたり、招致バッチを付けてもらうようお願いして回ったりして雰囲気を盛り上げるよう頑張っていたとのこと。

マスコミでは招致について悲観的な報道があふれていていましたが、首相官邸筋は結構招致に強気だったなど裏話なども教えて頂きました。

投票当日の松本さんは有楽町某所で関係者だけ集まって投票の生放送をみていたそうです。オリンピアンやパラリンピアンの選手の皆さんとドキドキしながら投票を見守っていたとのこと。ほぼ徹夜ではあったものの嬉しいと疲れは吹っ飛び眠気も苦にならず朝から地元回りに戻れたとお話頂きました。開けてみるまでわからないという状況である一方で期待感も高まっているなか、招致に失敗したら国民感情がマイナスに働くのではと心配しながら投票を見守っていたので誘致に成功して本当に良かったとお話頂きました。

地元の人たちと話していても将来に向けて少し前向きな気持ちが生まれてきたかなと感じることが多くなったとのこと。あべさんからもお客さんとオリンピックの話題で盛り上がっている様子などもお話頂きました。

東京で開催するオリンピックだけど日本で開催するオリンピックとして震災から立ち直った日本を見てもらおうということで福島を始め被災地の復旧・復興を前倒しして、国が積極的に進めていかなければならないという宿命を負ったオリンピックでもあると思う。大切なことはオリンピックまでに被災地の復旧・復興を含め日本という国が将来にむけ明るく姿前向きな希望にあふれた姿を世界に見せることができるかどうかが一番重要だと思う。これからの政治の役割はさらに大きくなったと感じているとお話頂きました。

また、オリンピック選手の活躍を見ることで日本人の心に勇気と希望を与え、また外国の人たちにオリンピックを通じて日本を好きになってもらう大きなきっかけにもなって欲しいと話頂きました。


三つ目のお話は自民党の青年局で台湾に訪問したというお話

台湾と日本は正式な国交がないものの、台湾からみたら日本は第二の貿易相手国であり、日本からみたら五番目の貿易相手国。そういう意味では経済的にも人の往来からみても密接な繋がりがある国。また非常に日本の対する好感度も高く、東日本大震災の時のお礼を伝えることも含め台湾を訪れたことについてお話頂きました。

今回の訪台は国会議員33名、地方議員を含め総勢97名と大人数で、馬英九総統、李登輝前総統とのお話を聞いたり、立法院議員(台湾の国会議員)との意見交換会や東日本大震災で日本に来てくれた台湾のレスキュー隊とも会い、東日本大震災での台湾の援助に対する感謝の思いを伝えさせて頂いたとお話頂きました。レスキュー隊の皆さんが凄く喜んでくれたとお話頂きました。

震災から一年目の慰霊祭の時、台湾の代表を来賓でなく一般席から参列してもらってしまったこともあり、感謝の気持ちをしっかりと伝えたいという思いを日頃から強く感じていたこともあり、それを台湾の人たちに伝えられたのはとても有意義だったし行く先々でとても歓迎してもらったとお話頂きました。

また、台湾は国として認められていないためオリンピックでも一地域としての参加しかできないこといついて、国があるということがどれくらい幸せなことなのかという話を今回研修に参加した青年局のメンバーに伝えることが出来たことも良かったとお話頂きました。

その他、台南にある鳥山頭(ウサントウ)ダムも見学。このダムは八田與一さんという日本人技術者がが戦前に作ったダムで戦前は世界最大のダムだったとのこと。

このダムのおかげで治水ができず農業がままならなかった平野が一気に台湾一の穀倉地帯に生まれ変わり、そのことを台南の人たちは本当に今でも喜んでいて、一年に一度未だに八田さんに感謝する催しもしてくれている。ダムには八田さんの銅像建っていて、最近は八田さんの奥様の銅像も合わせて建てて、学校の教科書でも教え伝え忘れないでいてくれているとの事。松本さんとしては一度どういうところか見に行きたいと思っていたこともあり、実際現地で先人たちの足跡をこの目で見ることが出来て凄く灌漑深かったとお話頂きました。

台湾が親日であることは様々理由があるけれど、今いい印象をもってくれている裏には先人達の努力があることを忘れてはいけないし、だからこそ今を生きる我々は今、相手にどう思われるかではなく、次の世代に対して何が出来るかという覚悟をもってやっていかなければいけないとお話頂きました。

また八田さんと同じく台湾で尊敬されている日本人としてサトウキビ産業を根付かせ台湾経済発展に寄与したことで台湾農業の父と言われている新渡戸稲造さんの話も紹介頂き、台湾で未だにそういう日本人の先人達の話を聞くことができて凄く誇らしく思ったとお話頂きました。


サロンド武蔵野理髪店 第68回目ポッドキャスト放送

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