6/27木曜日に放送された、サロンド武蔵野理髪店 第65回目のポッドキャスト放送です。


オープニングトークは前回、松本さんが視察搭乗した海上自衛隊の救難飛行艇「US-2」が浸水したヨットから辛坊さん達を救助するのに活躍したお話から。

海面に直接離発着できる能力を生かし、人命救助に活躍する姿を見ると凄く誇らしく思うとともに、日本の「US-2」以外ではこういった任務はできなかっただろうと考えると、本当に良かった。しかしこういった他国の追随を許さない、世界が称賛の声をあげてくれる日本の素晴らしい技術を残念ながら日本人自身が知らないということが多い。私達自身が持っている素晴らしさをを自分たちがしっかり理解をする。そうするとで自然と胸を張って生きていけるようになる。そのために頑張りましょうとお話頂きました。


二つ目は松本さんも大好きなツナ缶と日本の国際援助のお話。

あべさんから「ニュースであまり取り上げれれないけれどちょっと良い話」として日本のODAでインド洋の島国であるモルディブにツナ缶工場と津波対策の堤防が造られ、モルディブに産業が根付いて経済が良くなり、地震の津波対策ができるようになたことでモルディブ国民が凄く日本に感謝をしていること。そのこともあり東日本大震災の時にはモルディブ国民が協力して68万缶も被災地へツナ缶を送ってくれたというお話を紹介して頂きました。

松本さんからは日本の援助がモルディブ国民の皆さんの心に届いていることが有難いし、感謝してくれているからこそ震災の時に援助してくれるということにも繋がっている。ODAには反省する点も多々あるのは確かでそこはしっかり考えていかなければいならないが、日本にとってODAは外交上の大きな武器にもなっていることをお話頂きました。

また国際援助の最近の例としては6月上旬に行われたアフリカの首脳を日本に一同に集めて行われた「アフリカ会議」についてお話頂きました。

松本さん曰くこれは凄く歴史的な出来事とのこと。これから成長が予想され世界の中でも有望な地域であるアフリカの皆さんに日本ができることがないか、またアフリカを助けることで友好関係を築こうと一生懸命進めているものとのこと。

中国もアフリカに対し日本とは比べモノのにならない膨大な援助をしてるがあまり上手くいっていないため、日本に対する期待は大きく、援助だけでなく企業の投資も含め経済活動を通じて支援をして欲しいという声が高まっているとのこと。

支援した国の皆さまに日本からのメッセージが届くような取り組みをすることは「情けは人のためならず」ではないけれどいざという時は日本を助けてくれる大きな力になってくれるのだと思う。日本に何かがあった時には「日本を助けてあげたい」と考えている海外の人たちが沢山いるということも私達の心に知っておきたいとお話頂きました。


三つ目は松本さんのライフワークの一つである学校教育と教科書のお話。

自民党の総裁直属の機関として教科書採択を見直そうという委員会が設置され松本さんも参加しているとのこと。

これは教育基本法が改正されてもそれに則っていない教科書が多いのではないか、教育委員会が真白な状況から教科書を採択するということが行われてないのではないか、など疑念の声があるなか見直し始めることになったとのこと。

今回は教科書会社の人たちも呼び、色々と話を聞いたなか、歴史の教科書にある酷い記述などについて根拠を尋ねると「相手国の記念館にそういった数字があったから」と回答されるなど、日本の教科書なのに「日本として何が正しいか正しくないのか」と考える部分がすっぽり抜けおちていると感じたとのこと。

教育するうえで、悪いことは悪い、良いことは良いとしっかり区別して教え、自分たちの先人たちに感謝と尊敬の念を持ちつつ、何かおかしなことがあればそれは真摯に教えていくと言うことが重要。残念ながらそこまで煮詰めて教科書が出来ているとは言い難い。必要な部分は是正していく方が良いのではと提言を纏めさせていただいたとお話いただきました。

また教科書の採択を調べると何十年もある地域で同じ会社の教科書を使い続けていることがかなり多く、変な住み分けがあるのではと勘繰ってしまうほど。それは公共工事を一つの会社が独占しているのと似たような話。採択側が子供たち本位で「何が一番いいのか」都度見直しをして「正しいもの良い物を教える」という緊張関係が作れなければ教科書会社もより良いものをつくろうという意欲が失われていしまうと思う。子供たちは教科書は正しいものと思い接するもの。だからこそ日本の教育の中心にあるのが教科書といっても過言ではない。教科書の中身を見直すと同時に教科書が選ばれ提供される仕組みも直していけるようそういったことをどんどんやっているとのこと。

公立学校の教育が日本の一番の根幹であることは疑う余地が無い、そこの教育をもう一度しっかり立て直していくことが大切。この問題は自分のライフワークとして取り組んでいきたいし、これからも皆さんへ話をしていきたいとお話頂きました。


四つ目は松本さんもよく利用する西武鉄道のお話。

サーベラスという外資系の株主の要求で西武鉄道の不採算路線の整理がされてしまうのではないかという話について松本さんが自治体の方々、議会、商工会等から話をもらい国土交通大臣や西武グループなどへ話に行かれたことについてお話頂きました。

西武グループとしては路線は守っていくとの回答。国としては民間と民間の話なので難しい部分はあるが地域の生活を守るために頑張ると対応しているので、とりあえずの危機は回避されるのかなと思われるが、最終的には6/25の株主総会で決まることなので、収録時点は6/25前ではまだ分からないことも多い、株主総会後この流れがどうなるのかが注目になるだろうとお話頂きました。

加えて今回の問題から得た教訓としてこれからの日本の町作りは経済合理性も大事だが、社会的合理性もどうするかという位置付けが大事になってくる。鉄道というものは生活の取って重要な足。これからは鉄道側にも町づくりに協力してもらい二度とこういう話がでてこない町作りも同時に行って行かなければいけない。なんとか皆で力を合わせて守っていき地域を盛り上げていこうとお話いただきました。


最後は松本さんがツイッターでも触れていたきゃりーぱみゅぱみゅさんの話。
松本さんが西東京の幼稚園の新校舎を見に行った際、卒園者であるきゃりーぱみゅぱみゅさんが園児たちに宛てたサインがおいてあったとのこと。
有名になっても地元を忘れず町を盛り上げてくれる人が多いことに触れ、こういう人たちの地元を思う気持ちを大事にしたいとお話頂きました。


サロンド武蔵野理髪店 第65回目ポッドキャスト放送

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