本日、13人の死刑囚のうちの7人の死刑が執行されました。その中に地下鉄サリン事件首謀者である松本智津夫がいました。事件が起きたのは1995年3月20日平成7年、今から23年前のことです。マヤの520年ぶりの太陽の儀式が行われたのも同じ、春分の日でした。
当時の日本はまだスマホの普及もなく、戦後の高度経済成長を経て更に「効率・生産性」重視が急速に広まった頃。ただでさえ普段から目に見えない世界、死・宗教的な事柄については十分に考えたり言及しない傾向があったりタブー視する日本においては、この地下鉄サリン事件は更にそれに拍車をかけ、宗教的な匂いのするものにアレルギー反応を示す人は多く、「オーラの泉」がゴールデンタイムに出現するまでその傾向は色濃く続きました。そこから23年経った今、どんな景色をわたし達は観ているのでしょう・・・。
23年前のこの日に始まったといえるわたしの『沈降』、ニュースをみて、本当に現実的に浮上する時が来たという狼煙が上がったような気がしました。
明日は7月7日、邂逅の刻です。
すべての縁起に感謝を。