3月半ば。。。
’鉄分’高い旦那が大好きな鉄道旅に出ることになりました。
鉄分低めの私は専ら『食(は)み&呑み』鉄専門です。
鉄子になりきれない私は、電車はさておいて、3泊4日の鉄旅の食レポを記します。
=1日目=
遠方からご参加の方のために(?)前泊@東京ステーションホテル。
ホテル内ツアーがあり、駅舎を上から眺めたり、なんとインペリアルスイートの中も見学させていただけるのです。
ディナー=懇親会となるフレンチディナーです。
コロナの期間のことだと思いますが、会話もほとんどなく、しーんと静まり返っていることもあったらしい中、
この日はお話も盛り上がり、笑い声も上がっています。楽しいひとときでした。
=鉄旅1日目=
朝食を済ませ、バスで上野駅へ。13.5番線(専用線)からの旅立ちです。
お部屋はスイートタイプ。通路がものすごく狭くて、人とすれ違うのがやっとな位。
お部屋も、窓は開かないので、最初の30分くらい、心臓がバクバクして、変な汗が出ましたよ。(閉所、暗所、高所恐怖症な私。汗)
さて、異次元空間での1日目のランチは。。。
宇都宮「オトワレストラン」音羽シェフによるフレンチです。上野駅から乗り込まれ、調理の準備から提供、ご挨拶で客席も回られます。栃木のテロワールを存分に詰め込んだ素晴らしい一食を楽しみました。
音羽シェフの柔和な風貌のイメージを覆すような、優しさと力強さを兼ね備えた、緩急あるお料理のリズムを奏でられます。
御歳76歳⁉️まだまだお達者で。。。現役でいらっしゃるうちにぜひ、お店にお伺いしたいものです。
それにしても、列車の揺れに対抗しながらのお料理人の方々の調理、そしてサーブをする(クルー=送迎、観光、サービス、車内清掃等、ほぼ全般をこなされるオールマイティな方々)の卒ないサービスには感嘆を覚えます❣️
・北上駅で下車し、バスに乗り換えて、遠野の地へ。まずは「とおの物語の館」で遠野座のお神楽『天降り舞』を鑑賞しました。
今まで鑑賞したお神楽、ゆったりとした動きが特徴で、お神楽とはそのようなスタイルかと思っていましたが、こちらでは
かなり動きの速い、激しい舞が舞われます。沸き出ずるようなエネルギーを感じました。
ディナーは遠野の観光後『旬菜和田』にて。
心と熱量がこもった、岩手・遠野がぎっしり詰まったとびきり美味しい和食を頂きました。
ご用意頂いている種々のお酒も(絶品どぶろくも💕)たっぷりと頂き(隣のテーブルだったご夫婦から、翌日、びっくりしました〜😲とのお言葉を頂戴しました😆)私たちの熱量も⤴️
遠野駅へ戻り、車中へ。
バーラウンジで更に杯を重ね、列車の盛岡停泊中に安眠の時間を頂きました。zzz。。。
=鉄旅2日目=
さて、朝食は
・盛岡の老舗料亭『駒龍』より
なめた鰈や西わらび、みのむし南蛮と呼ばれる(人参、きゅうりを大葉で巻いた)お漬物や、ひっつみ汁等、岩手の粋を詰め込んだ上品でバランスの良い朝ごはんは、1日のスタートを幸せな時間にしてくれました。
青森駅に到着後、バスに乗車しての観光です✨
太宰治記念館『斜陽館』を訪問後、金木駅で「津軽鉄道ストーブ列車」に乗車します。このだるまストーブで炙ったスルメイカの美味しいこと❣️こりゃ日本酒🍶でしょ。津軽弁でのご案内も味がありますねー。
ランチ:五所川原にてランチ@トラットリア リパージオ
お店の説明を頂いた際、何度も「サービスの方が独特な」、とか「大抵の方はびっくりされる」という言葉が。。。なんのこっちゃら、と思っていたら。。。サービスのお兄さんが。。。中身はお姉さん⁉️
大層楽しく&美味しいイタリアンでした✨✨
(それでもやっぱりちょっとびっくりして。。。お料理の写真を撮り忘れてますな。。。
弘前れんが倉庫美術館を訪問後、弘前駅に停泊中の列車に帰着。ここで思いもよらぬ事態が。。。
ホームで津軽笛の単独演奏をされている奏者の「春よ、こい」の笛の音色が私を貫き、その瞬間、号泣💦
クルーの方もびっくりする位、泣くオバハン😆何事ぞよ。←感動ぞよ。
程なく動き出した列車はスムーズに進行し、ディナーは列車の総料理長による渾身のフレンチです。
ランチ時にセラーの中身をチェックしていた旦那。ちゃっかりおねだりしてリスト外のワインをゲット。(事前にご対応可能な旨は確認済みです~)
ワインをたっぷり注入→その後は、特産品の青森カシス(日本一の生産量と聞き)を使ったカクテル等をエンジョイしました♪
この日も折り返しの盛岡駅停泊です🛌💤