3人の子どもをもつ専業主婦だった私が
フラメンコと出会ったきっかけ
どうして趣味にとどまらずプロのダンサーになったのか
私の人生を変えた経験が
今 悩んでいる人へのヒントになったらいいな、と思います
(2019年に書いた過去記事を編集して再投稿しています)
前回の記事はこちら
【前回のお話し】
家庭は もちろん大事
でも
〇〇ちゃんのママ、
〇〇さんの奥さん、じゃない
ひとりの人間としての「私」は
どこへいってしまったの?
悶々とした気持ちを抱きつつ
日々の生活に追われていた、ちょうどそのとき
ふと手にとった市報の隅っこに載っていた
「フラメンコサークル 会員募集中」
の文字から目が離せなくなったのです…
踊りたい!
会員募集の記事を見たとたん
いつのころからか
一面薄い雲に覆われたように
晴れることのなかった胸の奥から
強い欲望が湧きあがりました
当時の私は
フラメンコといえば、星のフラメンコ← 若い人にはわかるまい
スペインの踊り? だよね?? 程度の知識しかなく
バラをくわえて 手を打ち鳴らし、という
オペラ カルメンのイメージしか浮かばず
フラメンコって よくわからないけど
それでも、踊りたい!
音楽に合わせて踊りたい!!
子どもの頃、およそ10年間
日本舞踊を習っていた私
舞台で踊っていたときの記憶が蘇りました
お稽古を重ねて、振りが身についてくる達成感
誂えてもらった着物に袖を通すときの嬉しさ
舞台袖で出番を待つ、胸のドキドキ
そうだ
私、踊ってたよね
舞台に立ったとたん
いじめられっ子だった 学校での日々も
山盛りのコンプレックスも忘れて
精一杯 踊りの世界を演じきる数分間
ありったけの集中力で
今の自分とは別の人生を生ききる感覚を
また、味わいたい!
でも…
そんなこと思っていいのかな
末っ子はまだ1歳になったばかり
妻として 母として、ではなく
自分自身でいられる時間が欲しいなんて
いけないことなのかな
ワガママなのかな
そんな迷いがうかんだとき
ふと思い出したのは
幼いころに見た母の姿でした
つづく
自分が満たされたら
まわりの人も満たしてあげられるのよ
まずは自分を大事にしてね
あなたを癒す魔法を用意して お待ちしてるニャン
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