HSS型HSPさんが楽に生きるための知識や方法をシェアしていくブログです。

 

こんにちは。

羽木です。

 

最近、素晴らしい考え方を知りました。

 

HSS型HSPさんが

楽になりそうだなと思ったので、

シェアします。

 

女優の樹木希林さんの

言葉を紹介させてください。

 

私ね、自分の身体は自分のものだと考えていたんですよ。
とんでもない。これ、借りものなんだっていうふうに思えるようになってきました。
親から産んでもらったこの体をお借りしているんだ、と。
そこにね、私というなんだかよくわからない性格のものが入っているんだ、と。

ところが、その借りものをさあ、若い頃からずっとわがもの顔で使ってきたわけじゃない。
ちよっとぞんざいに扱いすぎたかなぁ。
今頃になって気づいてさ、「ごめんなさいねぇ」って謝っても、もう遅いわねぇっていう感じかな。

家や土地っていうのもさ、なんか自分で買ったんだから、自分のものだと思っちゃうじゃない。
でも、これって、地球から借りているものなんだよね。
・・・


突き詰めて考えてみれば、地球からお借りしているものなんだっていうふうに思ったの。
その時にスコーンとね、「これが欲しい」「あれが欲しい」っていうのがなくなっちった。
病気してからね、病気をして死に至ったと時にね、持っていかれないわけだから。
それでなんか腑に落ちた。物欲がね、スッとなくなっちゃいましたね。

これだけたくさんのガンを持ってると、「いつかは死ぬ」じゃなくて、「いつでも死ぬ」、という感覚なんですよ。
それに関しては「あっ、ごくろうさま。お借りしていたものをお返しいたします」という感覚でいるからね、すごく楽なんですよね。


(この世を生き切る醍醐味 樹木希林 朝日新書 195ページより引用)

 

身体は借り物。

そして、この人生でさえも借り物。

 

そう思った瞬間に、

心がフワ〜っと軽くなって、

すごく楽になりました。

 

劣等感や、誰かへの羨望、

自分の人生への執着心さえも

薄くなっていくような感じ。

 

 

HSS型HSPの私たちは

「自分は異質である」という自覚があるので

 

「普通に生きられないこと」への復讐心

みたいなものを

持ち合わせている気がするんです。

 

常識からはみ出ないように

周りから浮かないように

 

恐怖を抱えながら

細心の注意を払って

 

毎日エネルギーを

使い果たしてしまうから、

 

本来の才能ややるべきことに

自分を全然使えてない!!!

という憤りがある。

 

だからこそ

「自分らしく生きる」ことに対して

異常なまでの執着心があるんだと思います。

 

でもそれって、

疲れるから。

 

ただでさえ脳疲労がひどいんだから、

そこはもうちょっと

肩の力を抜いていけたらいいかなぁと

思ったりしています。

 

いい意味で諦めること。

諦めるとは、明らかにして、認めること。

 

(お!算命学の思想だ。)

 

自分なりの落としどころが

見つかるといいですよね。