こどもの実際の様子から、
親が考える学校内通貨の
メリット・デメリットを考えてみました。

 

 

 (記事)学校内通貨という仕組み①
     2024年2月15日

 

 

【メリット】

好ましい行動(テストでよい点数を取る、宿題をする、クラス活動の手伝いをする、など)に導きやすい
⇒ポイントという小さな成功体験を積み重ねながら、最終的に目標の行動を習得させることができると考えられるため。

金銭感覚の勉強になる
⇒実際の通貨を使い始める前の練習として、実際の通貨ではないものを使って、お金を使ったり貯めたりすることを学ぶことができる。


【デメリット】
 

行動に見合う報酬でないと、目標の行動をやめてしまう
⇒ポイントで交換できるものを、あえて「報酬」と表現しますが、常に魅力的な内容の報酬を子供に提示できないと、「そんなものいらない」となり、目標の行動をやめてしまいます・・。常に慎重に、報酬の見直しを行う必要があるかと思います。
 

友達同士のトラブルの可能性
⇒ポイントカードなどで管理すると、交換したり、貸し借りが発生したりする可能性が出てきます。


【メリット・デメリットのどちらとも言えない】
 

子供からの交渉が発生する
⇒これだけできたら半分ポイントがほしい、など、そのうち子供からの交渉要求が発生してきます。交渉の練習、と取ればメリット、交渉されたときにはルールを都度決め直すなど、少々面倒・・と取ればデメリット、といったところでしょうか・・。



まだまだだくさん、
メリット・デメリットはあると思います。

 

 

学校内通貨という仕組み③に続く>