「海外で生活して、英語にどっぷりつかっていれば英語が自然とできるようになる」



実際に、子連れ駐在生活を始めるまでは、
現地での子供の英語教育について、

そんなイメージがありました。



「お子さん、英語にどっぷり漬かって、すぐに英語ペラペラになれるからいいな~」
 

 

 

と、渡米前、知人にも言われました。
そして、自分も実際、そんなふうに思っていました。



が、しかし。



実際に子連れ駐在生活を始めて、
アメリカで生活している日本人の子供たちの学習事情が
よ~く分かりました。



「帰国子女が英語もできて、頭がいい」という、

一般的なイメージの理由は・・



ズバリ!
勉強量が多いから!です。
それに尽きます・・。







アメリカの学校で、のびのびと過ごしているように見える、
アメリカ在住の日本人の子供たち。



実際は、

 

☑ 現地校での宿題に加え、
☑ 現地校での英語についていけないからと、英語の塾や家庭学習をこなし、
☑ 現地校のみでは日本語もおろそかになると、日本語補習校や塾、家庭学習に励み、
 

学校で過ごす時間に加えて、
プラス数時間の付加的な学習を毎日継続しています。



また、家庭においても、子供の教育にとても熱心な母親が多く、
いろんな場所で勉強関連の情報を取ってきては試しているようです。



そもそも、現地校では小学1年生であっても、
幼稚園年長さんであっても、定期的にテストがあり、
成績が振るわないと、改善するよう先生から電話がかかってきます・・。



 

 

また、成績も容赦なく可視化されます。
学業の成績を名前入りでクラスに張り出すなど、
日本の公立校ではタブーとされるようなことが・・
アメリカの小学校では普通に行われています。



もし、私が夫の海外赴任についてきていなければ・・
おそらく、少なくとも小学校1年生であれば、
学校の宿題さえやっていれば十分と考えていました。



みなさ~ん、
帰国子女が英語ができるのは・・
ひとえに、「英語を英語として」、

学校外でもちゃんと勉強しているから、だと思います・・。