先日初めての方にお会いする機会がありました。

場所が街中だったこともあり、

私としてはもちろん普通にメイクしてお会いしたかったのですが、

時間の都合上、バレエで汗をかいた直後にお会いしなければならず、

ほぼすっぴんゲロー

格好もバレエ帰りのジャージみたいな姿です(まあ普段も制服で

そんなに変わりませんが)。

 

たまたまその方が同い年だったので

「私も同い年なんですよ」

と言ったら

「若く見えますね、やっぱ運動してるからですかね。そういう格好してると余計ですね」

ニヤリ

 

はい、私顔にあんまり凹凸がないのと

やはりいろいろ鍛えてるので若く見える自信だけはありますがニヤニヤ

さすがにすっぴん、運動帰りではシミもすごいし、髪もぼさぼさだし

「見ないでーえーん」って感じなので、うれしかったのとちょっとびっくりしました。

 

 

 

「見た目の若さ」って何で判断します?

 

 

私ずっとそれを考え続けていて、

友達にも聞いたことがあります。

 

彼女の答えは

「裸の後ろ姿!背中とお尻のたれ具合!」

即答でした。

 

 

私も彼女もよく公衆浴場に行く派。

お風呂でいろんな人を見ながら、彼女はそこで判断するそうです。

 

びっくり!

 

私は「顔の肌」なんですよね。

 

 

たいてい人って自分が自信のない部分で人と自分を比べますよね。

大学生の時、スタイルのどこを一番見る?

と女友達に聞いたら

「胸!」

と即答されました。

私はもちろん

「脚!」

彼女は超スレンダーのカモシカ脚の持ち主でしたが、

胸にはコンプレックスを持ってました。

当時の私は胸はそれなりだったのですが(今はもう…ショボーン)、

脚は昔からずっとコンプレックスでしたから。

 

 

今の私の「若さ」に対するコンプレックスは

「(メイクをしてない時の)顔のシミ、そばかす」

なんですよね。

 

背中、お尻を選んだ彼女はきっと…そうなんでしょう。

 

 

話を戻して。

 

今回のことでもう一度「若さ(見た目年齢)の判断基準」について新たに考えてみました。
 
「すっぴんの方が若く見える人は実際の見た目年齢が若く、
 メイクをしたら若返る人は実際は年相応か老けているかも」
 
伝わりにくいですか?
 
 
 
バレエで出会ったマダムたち、いつもレオタードに薄化粧なので
私、みなさん実年齢より10~15くらいお若いと思ってました。
で、実際のお年を伺ってびっくり!
でもきれいな格好とメイクをしてお会いした時には
落ちついた感や風格に(決して老けている、という意味ではないです!)、
実年齢それなりに納得したんです。
 
もちろん、レオタードを着て人前に立てるというボディラインの若々しさも
ありますしね。
 
 
 

高校生とか大学生くらいの若い子がメイクをすると
年より大人びて見えるじゃないですか。
 
それもそうです。
 
メイクっていうのはだいたい、目や口などのパーツ・ラインをはっきりさせます。
目鼻立ちがくっきりした外国人が日本人より大人びて見えるように、
パーツ・ラインを目立たせると大人びて見えるわけです。
 

その原理でいくと、年をとってもメイクをすることで
逆に大人びて見える=老けてしまうわけですが、
もう一つ、メイクには大きな役目があって。
そう、逆に「しわ」や「シミ」などの要らないパーツを「消す」ことです。
大人になってこれらの要らないパーツが増えてくると
メイクでは「消す」ことが中心になってきます。
 
で、それがうまくいくと
「メイクをしたら若返る」
になるわけです。
 
 
 
つまり、みんな「若い」うちはメイクで「大人びて」見せているんですが、
どっかの時点でそれが逆転してメイクで「若く」見えるようになった頃には
実際の見た目年齢が「老けて」しまっている
ということなんです。
 
 
 
で、例えば私くらいの年齢、アラフォー世代。
分かれ目ですよね~。
年齢が同じでも
「すっぴんの方が若く見える」人と
「メイクをすれば若返る」人、いますよね~。
あなたはどっちですか?ニヤニヤ
 
 
よく「メイクしないと出られない」「若い子はメイクなんてしなくても
どこでも行ける」というのはそういうわけなんですね。
 

もちろんメイクには若さ以外の自分のコンプレックス、
目が小さいとか唇の色が悪いとかを隠したり
顔の雰囲気そのものを変えたりする役目もありますが、
「若さ」だけで言うと、自分はどっち側にいますか?
どっち側にいたいですか?
 

「いい化粧品があるからいいもーん」
「メイクしないで出ることないからいいもーん」
 
ですか?
 
私はやっぱり「すっぴんの方が若い」でいたいです。
で、そのためにはやっぱりよく食べ、よく寝て、
その人に合ったペースで体を動かし、心からの笑顔が自然と出るような
日々を送ること
が一番じゃないかと思っています。
当たり前のことですが、実践するのはそんなに簡単じゃない。
なのでそれをサポートしたくてもいさをやってるわけなのです。

-5歳肌の高いファンデや他人に一方的にやってもらうエステに頼るばかりじゃなく、

自力で!内から!キレイになれることを増やしていってほしいんです。

 

うーん、また長くなってしまった…
伝わるといいなぁ。