先日来られたお客様

「今日は特に何もないけど、リラックスしに来ました。ゴールデンウイークで疲れちゃって。
こんなので来て大丈夫ですか?」

大丈夫どころか、大正解ですチュー
それこそ私の目指す鍼の使い方です!


鍼=痛い、怖い、マッサージや病院で治らない症状を治療する崇高なもの

っていうのが、今の世間一般の鍼に対するイメージじゃないでしょうか。

私も自分が鍼灸師になるまではそうでした。
だから、若くて健康で痛いの苦手な自分には無縁のものだと。


でも、鍼の良さを知ってから、もちろんそういう鍼もあるけれど、
そうじゃない、リラクゼーションマッサージやスパのような感覚で鍼をする、
マイナスをゼロにするためではなく、今よりもっと健康に、美しく、楽しくなるためにエステや美容室のような感覚で鍼をする、
っていうものを自分はやりたい、新しい選択肢をこの世の中に広めたい、
と思うようになりました。

かつての私のように、今まで鍼なんて自分には無縁だと思っていた人に、
今日疲れたから、ちょっと鍼いこっかな~、
と気軽に、楽しい気分で鍼をしてもらいたいんです。
もっと言えば
どこも悪くないけど美容、アンチエイジング、健康のために鍼を続けてるの~♪
という人を増やしたい!


そしてそんな生活を続けるうちに、
生活に変化が出て、(壮大ですが、)人生観が変わって、
知らず知らずのうちに未病治につながっていた、
というのが、私の鍼灸師としての理想なんです。


だから、お客様のこの言葉は、とーーーってもうれしかったんですラブ



でも昨日、仲の良い長い付き合いの友達に、

鍼灸って興味のある人は多くてもやっぱり怖いし、
体を直接触るんだから、
他のことなんかせずそれだけをものすごい勉強して専門性を高めて、
鍼だったらあそこ、
あそこにいったら絶対治る、
みたいな信頼性を高めていかないと。

というようなことを言われて、
ああ、やはりまだまだ鍼灸の一般的なイメージってこうなんだな、
と改めてわかり、
自分の仲のいい友達にすら、私のやりたいこと、やってることは伝わってなかったんだなと
反省しました。

もちろんその場で私のやりたい鍼灸は全く逆なんだよってことと、
そのために私は自分なりにどういう店作りをしているか、
情報伝達を心がけているか、を話しましたが、
人間の価値観ってそう簡単に変わるものではないので、
彼女だけでなく、もっと自分のこういうスタイルをいろんな方法で伝えていかないといけないんだなと思いました。
例えばこういうブログや言葉で直接伝えるだけでなく、
もいさに来てくださったお客様と実際にこういう関係を築いていくことや、
こんな私が、笑、鍼灸師です、って姿を見せていくことがとても大事だと感じていて。


いろんなことをバラバラにやり、好き勝手ワガママに生きてるようで、それらはすべて『健康美に基づいたhappy』という大きな柱があってのことで、
鍼灸もポールダンスも学研教室も、
私にとっては全て「手段の1つ」でしかなく、これからも生活とともに流動していくということ、
みなさん一人一人にも、そういう手段をなるべくたくさん?またはぴったりのものを見つけてもらって、自分が本当に心から幸せと思える道を見つけてほしくてこういうスタイルで仕事をしているということ。
こういうことを伝えていきたいなと思います。


月曜の鍼灸師の集まりでも、私みたいに
「鍼は1つの手段」
と捉えていろんなことをしている鍼灸師と
「このすばらしい鍼というもので1人でも多くの人を苦しみや痛みから救いたい」
という一心で、ものすごく熱心に勉強して、専門性を高めている鍼灸師、
それぞれのタイプがいました。

既存の価値観では後者が多くて、一般受けもするのだと思いますが、
それだけでやろうとしてきたから
鍼灸の受療率はずっと低く、せっかく鍼灸の資格を取っても
自信を持てずにその世界から去っていく鍼灸師が後を絶たないんだと、
鍼灸師になった時に気付いたんです。

だから、どちらもいていいし、もっと別の人もいていいんだと思います。
それぞれが信念を持って、それに基づいたスタイルを極めることに一生懸命になって、
それがお客様、患者さんに伝わって、
お互いがhappyになっていけらばいいなと思ってますピンクハート

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写真は昨日の夜、テレビでやってた
熟女チア、箕面ビューティーベアーズです。
平均年齢68ですよ!
みなさん50過ぎてチアを始めたんですよ!
この笑顔、若々しい体と心、見てください!
私もチアもやってみたかったので、
いつか機会があれば始めちゃうかもです、笑。
ほら、これぞ、健康美、happyって思いません?
鍼灸のよさとは~ってしかめっ面で偉そうに語るより、
私は彼女たちのように自分自身が明るく楽しく人生を謳歌して
そのために鍼をしてる鍼灸師でありたいし、そういう気持ちを共感できるお客様たちとつながっていきたいですてへぺろ