母の事が好きじゃなかった過去の私。
いつも思っていたのは、私には話してくれないのに弟には何でも話してる。
だった。
弟ばっかり・・・
弟にやきもちを焼いてたんだな~って今ならそう受け止められる。
母に思う事はたくさんある。
私より仕事優先なのか・・・って思ったこともある。
だから母より叔母がそばにいてくれた記憶の方が多い。
母の代わりに叔母がそばにいてくれた。
だけど、きっと心配はしてくれていたと思う。
それが、数か月前にわかった。
今まで母には、弱音を言った事はなかった。
だけど、もう限界だ。
となって、母に気持ちを打ち明けた。
そしたら冷静に話を聴いて、アドバイスをくれた。
「私は、どんなことがあってもあなたの味方だよ。」
そう言ってもらえて、ようやく
母がどれだけ私の事を想ってくれていたのかが分かった。
どんな時も母は私の背中を押してくれてた。
なのに、その記憶は薄れていて、
なぜか怒られた記憶や寂しかった記憶が鮮明に残っている。
過去を振り返ることがなかったら、こんな風に思えなかったかもしれない。
今まで好きじゃない。って言い続けた自分に反省をした。
結局私は自分の事しか見ていなかった。
いや、自分の事しか見ていない。今もそうだと感じた。
自分で自分のいろんなフィルターを通して
この人は私の事をわかってくれない。
とか
この人は私のためにいってくれてる。
とか
自分で人を選んで
自分で勝手に決めつけて
自分で判断してた。
めっちゃ最低や。
相手は私の事を想って言ってくれていたのかもしれないのに
へんてこな私基準で物事を決めつけて
悲劇のヒロインぶってきてた~。
う~わ~。
悲劇のヒロイン~。
私ってかわいそうでしょ~
一人でがんばってるでしょ~
って。
本当に、一人でしてきた?
いや、子どものお世話はほぼほぼ一人でやってきた。と思ってる。
だけどそれは、そういう環境にいたからやらざるを得なかっただけ。
理想とは違うかったけど、理想通りにできなかったのには
きっと理由があるんだろうな~って思う。
ひょっとしたら
「あなたは一人でできるのだ~」
って神様が教えてくださったのかもしれない。
全部全部一人でここまできたんじゃない。
きれいごとに聞こえるかもしれないけど
やっぱり、夫が仕事をしてくれて働かなくていい環境にいたから
子どもと一緒にいることができて、
子どもと一緒にいたからこそ子どもとのコミュニケーションに悩んだ。
あ、一緒にいることがいい。っていうわけではなくて、
私は子どもと一緒にいたかった。それをさせてもらえる環境だった。
こんなに夫に感謝の気持ちが湧いてきたのは初めてかもしれない。(今更でごめんなさい)
どうして、わかってくれないんだ。
どうして、伝わらないんだ。
ってきっと夫も思ってるだろうな~。
つづく
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