めんどくさい感情、めんどくさい自分ととことんつきあう道 | 大田区鵜の木さろん楓★料理家 印南真帆のブログ「食べることは生きること」

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「食べて元気に、食べて体調がよくなるごはん」を作っています。
銀河弁当・ケータリング・料理教室・食生活相談。

さろん楓ふなだまほです。
いつもありがとうございます。


子どもは、大人とはまったく違う意識状態で生きています。


脳波が違うと言うとわかりやすいでしょうか。


子どもには大人のような時間の概念はないのですよね。
ゆえに、幼児に「早く、早く」と
言ったってしょうがない。
子どもは、ゆったりした子どもの時間を生きていますから。


私たちみんな、子どもだったけれど、
大人になるとそんなことを忘れてしまう。


理屈や常識、正論がアタマのなかで
大きな位置を占めてきます。


同じ理屈、常識で動く人と
あ、うんの呼吸で繋がり合うことのほうがラクになる。


20代が一番オトナであろうと頑張る時期かもしれない。
30代、40代、50代と、年を重ねるにつれて
人はどんどんイノセントになっていく。


20代の頃から、先輩たちを見ていて
どんどん「素」が出て、
人間っぽい部分を自然と出せる姿がいいなーと
思ってきたけれど、
真ん中の40代になって
尚更そういうものだなと思います。


アタマで統制しきれない部分が
ぽろぽろとこぼれ落ちていく…。


ピュアな部分、純粋なところが自然と出てくる。


ピュアな部分、純粋なところって、
聴こえはいいけれど、
実はすごく面倒くさい。


ものすごく傷つきやすいし、
ものすごく強欲だし、
ものすごくお調子者だし。


こういうフレーズ、どこかで聞いたことがありません?


そう、インナーチャイルドです。
本当の自分、
内なる子ども、
あるがままの自己、
いろいろな言い方がありますね。


…お友達とどうかかわっていいか
わからない。


仲良くなりたいのに
その方法がわからない。


そんなピュアな気持ち、
子どもの頃、誰もが抱えていたのではないかしら。


さろん楓のAC勉強会、
特に、中級編でもある続AC勉強会は、
自分のそういうピュアな部分、
言葉を変えれば、めんどくさい部分に
触れることを自分に許した人たちが集っています。


「平気なふりをする自分」とか
「ひねくれた自分」とか
「ポーカーフェースの自分」とかを
脱ぎ捨てることができた人、
でき始めた人たちです。



★ ★ ★



AC勉強会では、
初回からそういう「めんどくさい感情」と付き合おうと
お話します。


グループでの学びだから
あの人の一言、態度がいつも気になるとか、
いつもみんなの世話役をやってしまう…とか
できるだけ関わらないようにしてしまう、とか
人間関係の癖が如実に出ます。


私たちの多くは、今までそれを避けるカタチで
なんとかオトナとして社会で、家庭で
やってきた。


でも、そこを越えていかないと
ずーっとそのままだから。


私も毎回真剣勝負です。


今年、セッションで「衝突しても関係は修復できる」を
目指そうね、と話すことが多いですね。


要は、本音を言って、喧嘩できるように。
そして、相手の主張をわかって仲直りできるように。


喧嘩をすることが目的じゃないですよ(笑)


安心感、居場所ができた。
感じることができるようになってきた。
自分の意見がもてるようになってきた。


そうすると「私」は表現しはじめます。


主語を他人に明け渡している間は
他人とぶつかることはあまりないかもしれない。


でも「私」を大切にしようと思ったら
多少の摩擦が生まれます。


そのツラさを避けないで、蓋しないで
ちゃんと悩む人が前へ進める。


悩んで、それを打ち明けてくる人には、
私は喜んで力になることができます。


自分の想いを整理して、
何を伝えたいか一緒に考えます。


その積み重ねこそが人と関わる自信になってゆく。


でも、何よりも素晴らしいのは
ぶつかり合ってでも
わかって欲しい相手がいること。


そんなふうに生きたい。
そんなふうになれるよう
自分を育て直したい。


AC勉強会。
そう願う方にぜひ参加して欲しいと思っています。


明日、3月、4月スタートのクラスのご案内を出します。