成熟を受け入れるというハードル | 大田区鵜の木さろん楓★料理家 印南真帆のブログ「食べることは生きること」

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「食べて元気に、食べて体調がよくなるごはん」を作っています。
銀河弁当・ケータリング・料理教室・食生活相談。

さろん楓ふなだまほです。
いつもありがとうございます。


本日、「TOTAL WOMAN」お話会です。



年を取ることの実感って、受け入れるのがタイヘンよね、とは
タリカさんの言葉。


今日は、「今を生きる」もテーマになるんじゃないかしら?

「今を生きる」と言われてもなかなかピンと来ない、
実感が湧かないけれど、
「今を生きていない」事例を聴くと
ああ、そういうことか、とわかってくる。

自分としては本意ではない見られ方をして
困惑することが多いという方。

自分が自分と思っている自己イメージと
他者からのイメージの乖離。

これ、どうして起きるんだろう?

これもね、「成熟を受け入れる」ということに大いに関係があります。

実際は「節目、節目」を超えてきているのに
自覚がなかったりすると……。

私にもあります。。。
普段自覚はないけれど、そういえば。
まだ使うかも…と 10年前の妊娠出産グッズが
未だ納戸にとってあること。
あのベビーカー、もう使えないでしょうに。。

……こうやって住まいに目をむけてみると
見えてきたりもしますね。
イタイですね。

だから、思うのです。
夫婦の問題、親子の問題、家族の問題、
いろいろな問題が起きることは
決して悪いことでも、恥ずかしいことでもない、と。

むしろ、ギフトですね。

成熟していくためのハードルが
目の前にちゃんと用意されるということですから。

問題を問題と認識して、
対処しようとできる人の精神の崇高さにいつも私は震えます。

特に最近、20代で、
さろん楓に相談にみえる方が増えています。



それだけ人生が過酷だということ、です。
それもわかりづらい過酷さ。

愛情、心配、正論という
世の中のもっともらしいものたちに支配されてきた子どもたち。

子どもは、親の愛情にノーと言えない。
だから、親たちのやることは、
未来を憂えることではなく、
今を生きる、自分を生きるということ。

でも、それって、わかったようでわからない。
だからこそ、一人でやらない。
自分のことは見えにくいから、
人と共に語り合う、学び合う中から探ってみる。

権威のある方のアドバイスよりも
隣で悩み苦しんでいる人のつぶやきが
自分の大いなるヒントになったりするものです。



むしろ、あー、私って悩んでたんじゃないって気づいたりもできる。


問題を抱えながら、
責任、ツラさをも背負いながら
悩みと共に、美しく生きる。



そんな道を共に。



今日の「TOTAL WOMAN」は
そんな分かち合いの第一歩になるのでは…と思っています。