生理と経血コントロールと私 =前編= | 大田区鵜の木さろん楓★料理家 印南真帆のブログ「食べることは生きること」

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さろん楓ふなだまほです。
いつもありがとうございます。



今回は生理のお話です。

男性の方も読んでね!



「経血コントロール」という言葉、
随分と広まってきているように思います。



生理の経血をナプキンに垂れ流しにしないで
おしっこやウンチと同じように、
自分の筋肉で意思的に排血しようというものですね。



今、満月に向けて月が満ちていく最中に生理が始まる
サイクルになっている私は、
まだすべての排血が終わらないうちに南の島へ
旅行となりました。



しかし、経血のコントロールがある程度
できるようになってみると、
飛行機も、海もなかなかにラクなものですね。



洋式トイレの便座に座ると
特に意識しなくても
どばっと経血が出るという方、多いと思います。



“締めて”いることがフツーになっていると、
特に意識しなくても、
便座に座るとぽっと出る。



これで改めて気づきました。



この椅子に座るという体勢って、
ゆるむんだなって。



そういえば、私が経血のソソウをしてしまうときって
こうやって座ったときが多い気がする…。



椅子に座りっぱなしって疲れますよね。
むしろ適度に動いていたほうが
からだが締まって気持ちよい。


長時間椅子に座りっぱなしという体勢、
日本女性のからだにはかなりしんどいのかも…。



というのも、相当意識しないと
下半身の力が抜けてしまうから。



下半身の力が抜けると上半身で支えるしかなくなる。
力が入る。呼吸が浅くなる。



逆に、下半身、腹に力が満ちると
上半身はゆるむ、呼吸は深くなる。



実のところ、これも生理の快適に
大いに影響していると思うのです。



なぜって、こういうからだの使い方ができなかったとき
どんなに頑張っても経血コントロールできませんでしたもの。




☆   ☆   ☆



まぁ、この私が生理を語ってしまうのも
隔世の感があります。



私、10~20代は毎月ひどい生理痛に苦しんでいました。



10代の頃は、
毎月、生理になると、
寒気、吐き気に襲われて
本当に吐いていました。



この症状に理解を示してくれる人はなかなかいなくて
女子校の保健室の先生に
「あなたは風邪なのよ」と諭されて、
「毎月、生理のたびに風邪ひくわけないじゃん」と
心の中で毒づいていた私でした。



その後、痩せることこそ
かっこいいことだと信じて
脂肪も筋肉も落として、
生理周期まで落としちゃった1年もありました。
20歳の頃です。
ものすごく乾いていた自分を思い出します。



その後、生理は復活しましたが
鎮痛剤も愛用してましたね。



仕事の大事な日に
生理が当たりませんようにと
祈るしかない。



そういう余計な緊張感が強いから、
まぁ念じた通りにはなるのですが
どうにも生理周期は長めでした。



妊娠したときは嬉しかったです。
あー、これで生理がなくなるって。



産んで、授乳が終わって、
生理が戻って…。



出産後、徐々に生理痛がひどくなって
これは真剣にまずいと思いました。



この頃までは、
月のたった1日だから、と
痛くて、自分が使い物にならない
「捨て」の1日があることを
しょうがないと思っていました。



たかが1日だからしょうがないよねって。



でも、ACや家族の問題に取り組んで
問題は何も変わらないのに
見える世界が如実に変わってきたら、
「たかが1日」じゃない、
「されど1日」だと
自分の時間を、からだをあきらめたくないと
自然と思うようになり、
真剣に生理と向き合うようになりました。



まずは、改めて
外科的、婦人科的に検査を受けて…
問題なし。



そのとき、その医者の言葉から
ひとつ大きなヒントをもらいました。



「生理になったときはそもそも、
頭痛や吐き気をもよおす状態になりやすい。
その状態に過敏に反応するのかもしれませんね」



過敏反応!


ああ、これだ!と思いました。



<続く>



起こっている悪いことをすべて自分のせいにしてしまうあなたへ