さろん楓ふなだまほです。
いつもありがとうございます。
7月7日、七夕。
例年、七夕は梅雨真っ只中なのですよね。
今年は梅雨入り、明けも早く
予想外の早い暑さの到来に、
新さろんの室温調整にあたふたとしています。
東京目黒白金台あたりは、
夕方さぁっと雨で洗い流され、
空気感が変わりました。
東京の夜空。
瞬く星の数はわずかだけれど
でもじっーっと眺めていると
たくさんの星が見えてくる。
「ない」わけではない。
ただ、見えていないだけ。
本当はいつも満天の星空なんですよね。
★ ★ ★
この日、昼間は、
「ふる＆ゆさ羽衣の舞withクリスタルボウル
」という
集いを開催していました。
音とからだの連動に焦点をあててみる、
自分の感覚に従ってみるという
実験的、実践的なワークショップ。
実はね、クリスタルボウルの演奏会って
寝転がって聴く⇒瞑想状態に入る、
だけではもったいないなと常日頃思っていました。
あの倍音の「静」と「動」を堪能したいなと
思っていたのですよ。
サノトモコさん
のクリスタルボウル演奏を聴いたとき
ますますその想いが強くなり、
ふとそんなことをお伝えしたら、
即、響いてくださいました。
もともとクリスタルボウルと舞い、踊りなどの試みを
されてきたそうです。
そんなわけで
「七夕セレクション」だという
ボウルたちを携えて現れたトモコさんと
倍音と戯れてみました。
さろん楓の空間も共鳴する音に満たされて
ただそれだけで幸せそうでした。
★ ★ ★
…アタマで考えていないで
からだに委ねてみる。
じっとしていたかったらじっとしている。
横になりたかったら横になる。
もちろんそのまま寝てしまったってOK。
でも、動きたくなったら、
思いのままに動いてみる。
動くといっても踊るわけではない。
人に見せるわけでもない。
誰かが評価するわけでもない。
お手本もなければ、目標もない。
強制されもしないし、
指導されることもない。
そうした自分の外側からの要求がないことを
アタマとからだ両方で納得して
やっとやっと自分の内側の感覚が目覚め始める。
人は、本当の本当は表現しないことは
苦痛なはずなのですよね。
私は、ヨガのポーズがとりたくなったことが意外な発見でした。
ここ1年超、いわゆるフツーのヨガはやっていないのですが、
からだを伸ばしたくなった。
ストレッチしたくなった方はほかにもいらっしゃいましたね。
数人でシルクのヴェールを使って、
大波、小波を作って遊んでみたりもしました。
布にくるまれてみて
子どもの頃の内的な冒険感覚を思い出した方もいらした。
シルクの布の細かい揺らぎと
倍音の共鳴を感じた人もいれば、
布を扱うためにはからだを大きく動かさなくてはならず、
その動きとクリスタルボウルのサウンドが合わないと
感じた方もいらっしゃいました。
「感じる」世界は、正解もなければ、間違いもない。
☆ ☆ ☆
私自身は、俄かクリスタルボウル奏者をさせて頂いて
楽しかったです。
楽器って、どれをやっても
自分のモノにできなかった、
自分の表現にすることができなかった
という思いがあるのですが、
クリスタルボウルを触らせていただいて、
音って、からだで出すんだなとわかりました。
実際に、ふる＆ゆさによるからだ作りが
楽器奏者の方に思いのほか役に立っているようで
「長いこと先生に指摘されていたチカラの抜き方が
やっとわかった」と嬉しい感想を頂くことが多いです。
トモコさんは龍笛奏者でもあるのですが、
やはり、ふる＆ゆさで体得した身体感覚が、
笛を吹くのにとても役に立ったと言われていました。
笛というのは、力を抜く事と支えることのバランスが
非常に精妙な楽器だからって。
かつては、それこそ、手だけ、腕だけで
音を奏でようとしていたから、
その都度壁にぶちあたってしまっていたのかしら。
☆ ☆ ☆
七夕。
･･･というような
「音」と「感覚」と「からだ」で
めいっぱい大人の遊び、してみました。
またやりたいです。
皆、自分の感覚に夢中になった。
感覚を研ぎ澄ませることに集中した。
その証拠として写真が一枚もなかった…
とか言うとかっこいいけれど、
ただ単に誰もが忘れていたというのが正直なところ（笑）
あ、大人の遊びにおやつが必須ということで
美味しい黄梅ジュースやフルーツ、
堪能しました。
…愉しむこと、遊ぶことが苦手。
交流分析でFCが低い方。
創造性を高めたい方、ぜひ。
