展覧会 | 大田区鵜の木さろん楓★料理家 印南真帆のブログ「食べることは生きること」

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「食べて元気に、食べて体調がよくなるごはん」を作っています。
銀河弁当・ケータリング・料理教室・食生活相談。

先週末、息子の通っている小学校で
展覧会がありました。



体育館いっぱいに子ども達の作品が飾ってあります。
圧巻です。




さろん楓ふなだまほ の 21世紀のやまとなでしこ プロジェクト 



創作の悦びがあちこちで花咲いている。

それがもう素敵で素敵で。



たまたま校長先生の話を聴く機会があったのですが、
誰よりも先生方がめちゃくちゃ楽しんで、
喜んで開催されているんですよね。



1年かけて作品を作っていくそうですが、
何よりも、保護者たちの目に触れないように
保管しておくことに一番苦労するとか。



そして、ある階段を図工作品置き場にしているのだそうです。



少々物々しい雰囲気で
使用禁止と掲げている階段が学校内にあるのですが、
ああ、なるほど、そういうことだったのか。



そういう秘密って、
子ども達は嬉しいですよね。



そして、その展覧会を仕切っている図工の先生は、
あと1週間で産休に入られる女性なのだそうです。



赤ちゃんと共に展覧会を仕上げるために、
子ども達を引き上げてきた先生。



素敵な仕事をされてますよね。



そして、その先生のことを誇らしげに語る
校長先生の様子がまた素敵。



息子に「展覧会、どうだった?」と聴いたら、


「5年生の布で作ったお弁当がすごいんだ」
「6年生の絵がめちゃくちゃ上手い」
と言います。



おー。
これだよね。
「憧れの力」



先日、記事に書きました。

⇒ こちら   



わっ、すげー。
ああいうのを作れるようになりたい!
って感動することが何よりも成長の原動力。



さろん楓ふなだまほ の 21世紀のやまとなでしこ プロジェクト 



★  ★  ★




たとえば、体罰が問題になると、
新聞やテレビは、体罰の問題ばかり抽出して報道します。



そういうことばかり目にしていると、
世の中はそんな学校ばかり、
そんな教師ばかりなのかと
不信感、不安感ばかり芽生えてくる。



…怖くなる。
暗澹たる気持ちになっていく。



でも、同じその瞬間に、
素敵な仕事をしている教師の方はたくさんいる。



昔から、全国の素敵なニュースばかりを
報道するTV局があればいいのに、と思っていました。



★  ★  ★





最近、新聞のコラムで
「教育の目的は、人を死なせないこと」
という言葉に出会いました。



はっとしました。



命の大切さを教える大切さが叫ばれますが、
そうではない。



「人生は生きるに値するよ」って、
それを身をもって表現していくのが
教師だけでなく、
大人の大切な役割なのではないかと思いました。



それには、失敗や挫折など悲嘆にくれる姿があっていい。



何よりも「嘘をつかない」ことなのではないでしょうか。




★   ★   ★





小3息子の作品。
海の世界がテーマのようです。



タイトルが
「仲良く生きるサメ・エイの世」でした。



夫は「界」が抜けてるじゃないか、と言う。


まぁ、確かにそうかもしれない。
「校正屋」の見方。



でも、日々、歴史マンガばかり読んでいる
彼の頭の中は『戦乱の世!!!!』のごとく
ドラマティックに展開しているんじゃないかと想像すると、
敢えて「世」にしたんじゃない?と思う「肯定屋」の私。



「あなたは前向きだね~!」と言われますが、
真偽はいかに?



さろん楓ふなだまほ の 21世紀のやまとなでしこ プロジェクト