さろん楓ふなだまほです。
いつもありがとうございます。
前編を書いたままで放置してしまった…。
小麦断食 ~後編~ です。
⇒前編はこちら
明日は金曜日。
またまた週1回の断食デーがやってきます。
早いですね。
さて、先週は、
一定期間、小麦製品を断ってみるという
小麦断食についてご紹介いたしました。
なぜなら、小麦は乾いていて冷たい質を持っています。
消化に重いのです。
以前にも書きましたが、
お好み焼きやホットケーキなど
粉モノを作ったボールは洗うのがタイヘンですよね。
水と小麦が出会うと、もったり&べったり
重たくなります。
こびりついてとれな~い!となる。
身体の中でもそれと同じことが起こります。
男性に比べて、筋肉量の少ない女性は、
消化する力、排泄する力も弱いです。
小麦製品は、消化&吸収する際に、
体内の水分をごっそり奪うので
身体の中が乾燥しやすくなります。
そのため、腸壁にこびりついて
便秘につながりやすくなるといわれています。
もともと小麦は寒い乾燥地帯でとれるもの。
ヨーロッパの純粋なパンって、どっしり重たくて
どちらかというとぼそぼそしていて、
実は食べにくいものだったりします。
食感がよくないと美味しくない。売れない。
そのため、加工するには、大量の水もしくは油を使います。
ふんわり美味しくするためにはイースト、
酵母を膨らませるためには砂糖、
食感をよくするためには油…です。
ついでに、その品質を保つためには保存料などの添加物!です。
つまり、小麦製品を食べると
こうした砂糖類、油脂類も
もれなく一緒についてくるってことです。
これが大いに肌荒れの原因になったりするんですね。
だからこそ、試しにその小麦をカットしてみましょ♪
という、断食のひとつのやり方のご提案です。
大好きなパスタやパンが食べられない!!
じゃぁ、何を食べるの?となると…
米です。
そばです。
うどんやそうめんも小麦なので避けます。
麺類だったら、ビーフンですね。
ひえやあわ、きびを使った麺も売っています。
子どもが小麦アレルギーという場合は、
当然ながらカレールーや醤油に入っている小麦粉まで
厳密に目を配る必要がありますが、
特にそうでない場合は、
たとえば最初の1週間は、おかずは大目に見て
主食の小麦をやめてみるからスタートするのもいいかもしれません。
厳密に…となると、
フライや天ぷら、
春巻、餃子、しゅうまいなどの中華も小麦製品ですから、
随分と窮屈に感じられるかもしれません。
でも、1週間の小麦断食でからだの変化を感じることができたら
2週間目、おかず類のカットもやってみよう!
と気になってくるかもしれませんね。
私はおととし、半年ぐらいだったかな~
小麦断食していました。
やはり腸が超変わります(笑)とか言ってみたりして。
今は、厳密にはやっておりませんが、
調子に乗ってパンを食べ過ぎると、
やはり腸の調子(笑)を崩します。
腸は第2の脳と言われます。
ここで血液が造られるのですね。
腸がすっきりしていれば、自然と全身にいい血液がめぐる。
調子がよくなるというわけです。
小麦を「禁じる」のではなく、
小麦を使わずに、どこまで美味しい食事が可能か?
というチャレンジと置き換えてみると、
楽しくなってくるのではないでしょうか。
そうこうしているうちに、
からだの変化を感じてきます。
そうすると、さらなる意欲が湧いてきますね。
「人は食なり」が実感できると、
自分をさらに愛しく感じられるようになるのは必然だったりする。
また、こうしたチャレンジによって、
からだが変わるというだけでなく、
何気なく食べている日々の食事に対する目線も鋭敏になります。
たとえばね、米粉パンと売っていても、
100%米粉ではないんですね。
その多くが20%程度なんですね。
そういうことに気づいていくと
本質を見抜く力がついてくる。
世の中の基準に合わせる食べ方から
自分のからだに合わせる食べ方を
選ぶことができるようになってくる。
主体が自分になってくるんです。
でもね、小麦断食していると、
パンみたいな食感、噛み締め感が欲しくなったりするのよね~。
そういう場合は、そば粉で作るパンなど
摺り抜け術♪をいくらでもお伝えしますよ。
★ ★ ★
私がやっている週一の断食は、
健康な人が習慣化するとよいといわれています。
何か改善したい症状、病気がある人は、
3日断食、3日食べるというサイクルの断食をやっていますね。
というのも、週1回、食を断っただけでは
腸はからっぽにはならないからです。
なので、徹底的なデトックスのためには
腸を空にした状態ではじめて
細胞の再生スイッチが入るのですね。
断食をやってみたいけれど、
食べないというのは耐えられそうにない…という方へ
ひとつのご提案として書いてみました。
ご意見、ご感想、ご質問などあればいつでもどうぞ!