太郎、100歳 | 大田区鵜の木さろん楓★料理家 印南真帆のブログ「食べることは生きること」

大田区鵜の木さろん楓★料理家 印南真帆のブログ「食べることは生きること」

「食べて元気に、食べて体調がよくなるごはん」を作っています。
銀河弁当・ケータリング・料理教室・食生活相談。

こんばんは。

さろん楓ふなだまほです。



最近、毎日、楽しみにこれ↓を読んでいます。

岡本太郎は、忘れてけっこう。



岡本太郎生誕100年
平野暁臣×糸井重里対談



なんだかドキドキします。



岡本太郎氏、100歳なんだぁ。
祖母と一緒なんですね。



そうそう、先週、毎年恒例の祖母宅での
クリスマスパーティがあったのですが、
そのとき一番驚いたのは、
彼女は、美空ひばりが好きじゃないってこと。



携帯の音が鳴るようにして。
『みかんの花咲く丘』の曲とかにできない?
と頼まれて、いとことアレコレ、シニア携帯を
いじっていました。



「あ『川の流れのように』があるよ」
いとこがそう言いました。
私もかなりの確信をもって、
肯定的な返事が返ってくるかと思ったら
「え~、そんなのいやだわ~」と一掃されました。



…年配者が皆、美空ひばりが好きなわけではない。



かつ、別の話の展開で
「なんで、今、みんな戦争の話を
そんなにしたいのかしら?」
と言う祖母。



…戦争を経験した人が皆、
戦争を語り継ぐ必要があると思っているわけではない。



うまく言えないけれど、
そこにものすごく大切な真実がある…
そんな気がします。



常識をくつがえされるドキドキといいましょうか。



今、無農薬野菜、有機野菜は高いというのが
日本では半ば常識になっているけれど、
ネパールでは違うといいます。



手をかけていない泥つきの無農薬野菜は安くて、
精白したりと手間をかけた野菜や米のほうが高いって。

そっちが真実ですよね。


でも、私たちは真逆を常識と思ってしまっている。



そういうような何かがあるかもしれない。



祖母と話すといつも、
むしろ、母世代よりも発想や思想が「新しい」と
感じていましたが…、太郎さんもそうですね。



100歳恐るべし。