こんばんは。
さろん楓ふなだまほです。
最近、毎日、楽しみにこれ↓を読んでいます。
岡本太郎生誕100年
平野暁臣×糸井重里対談
なんだかドキドキします。
岡本太郎氏、100歳なんだぁ。
祖母と一緒なんですね。
そうそう、先週、毎年恒例の祖母宅での
クリスマスパーティがあったのですが、
そのとき一番驚いたのは、
彼女は、美空ひばりが好きじゃないってこと。
携帯の音が鳴るようにして。
『みかんの花咲く丘』の曲とかにできない?
と頼まれて、いとことアレコレ、シニア携帯を
いじっていました。
「あ『川の流れのように』があるよ」
いとこがそう言いました。
私もかなりの確信をもって、
肯定的な返事が返ってくるかと思ったら
「え~、そんなのいやだわ~」と一掃されました。
…年配者が皆、美空ひばりが好きなわけではない。
かつ、別の話の展開で
「なんで、今、みんな戦争の話を
そんなにしたいのかしら?」
と言う祖母。
…戦争を経験した人が皆、
戦争を語り継ぐ必要があると思っているわけではない。
うまく言えないけれど、
そこにものすごく大切な真実がある…
そんな気がします。
常識をくつがえされるドキドキといいましょうか。
今、無農薬野菜、有機野菜は高いというのが
日本では半ば常識になっているけれど、
ネパールでは違うといいます。
手をかけていない泥つきの無農薬野菜は安くて、
精白したりと手間をかけた野菜や米のほうが高いって。
そっちが真実ですよね。
でも、私たちは真逆を常識と思ってしまっている。
そういうような何かがあるかもしれない。
祖母と話すといつも、
むしろ、母世代よりも発想や思想が「新しい」と
感じていましたが…、太郎さんもそうですね。
100歳恐るべし。