インナーマザーの声 | 大田区鵜の木さろん楓★料理家 印南真帆のブログ「食べることは生きること」

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「食べて元気に、食べて体調がよくなるごはん」を作っています。
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タヲリズム

今日は息子が参加している和太鼓集団タヲの発表会でした。

息子の様子については、ここでは割愛しまして、
見ていたら、うん、私もすっかり叩きたくなってきました。
皆、いい顔して叩いているんだものっ

でも、その一方で、こんな声も自分の中から聞こえてくるのです。
あんなふうに、肩やおへそを出して叩くなんて女性としてどうなの?って。

うちは、割とそういう服装にうるさい、厳しい家庭でした。
祖母が「一族から水商売は出すな」と言ったというのが伝えられています。
冗談めいているのかと思ったら、これは笑い事ではない真剣度で。

ただ、直接、そんな格好はやめなさい!と言われたことはないと思います。
でも、たとえば、親がテレビを見ながら芸能人の服装についてコメントする。
そういう物言いから子どもは自分なりの解釈で
自分で解釈した「こうあるべき」を作りだすのです。

それが大人になってもずっと自分の中で生きているのです。
これぞ、自分の中に棲みついているインナーマザーの声!

実際のところ、親はきつく言い聞かせたかもしれないし、
逆に、それほど真に迫っていなかったかもしれない。
これは、親のせいというより、
自分がどういう受け取り方をしたか?という問題なのです。

子どもは親がいなければ生きていけません。
だから必死に自分が信じる「こうあるべき」を守ってやってきた。
親から愛されようと頑張ってきたのです。

でも、もう今、あなたも私も大人です。
「こうあるべき」から外れたとしても、
親から勘当されることもないし、孤立することもない。
親がいなくてもご飯も食べられます。温かいお布団で寝られます。
もう「こうあるべき」を手放しても大丈夫なのです。

実際に、心の棚卸しカウンセリングでは、こういうことをやっていきます。

自分の足かせになっていた考えや意識に気づけると
本当にラクになります。

さぁ、私はどうしようか?
太鼓をやるかな???