MBTI ってご存じですか。

韓国ではもうなんか定着しちゃっているような気もする、16タイプに分けて説明する性格診断テストです。

 アルファベット4文字がそれぞれ2つの選択肢があって、それによってどういうタイプかを表記するもの。アルファベットが苦手なので最初はなかなか覚えられなかったんですが、さすがに覚えました。

 

私の場合は

INTJ

どうやら、人口の3%くらいしかいない比較的珍しいタイプらしいのですが、女性に限って言うと、0.2-0.3%とさらに少なくなるらしいです。 どういうタイプかっていうと、小説やドラマやマンガやアニメなどに出てくるイメージだと、「知略を巡らせて陰謀を企てて、暗い部屋で一人で笑いながら悪事を企んでいるタイプの悪役」ですあせる

 

 I(内向的)で、N(直感)で行動し、T(思考)して、J(判断)して行動するタイプ。で、この下にAとTがあるんですが、

こちらはA(アクティブ)

 

 時々、2番目のNがS(現実的)になるので、そういう場合はがちがちの「ルール大好き人間」になります。そういう時は摩擦が起こりにくいのですが、ひとたびナニカが閃いてしまう(直感)、どうしようもないエネルギーでやらずにはいられなくなる…。ああ、すごく心当たりあります。 これで何度「協調性がない」と小学校時代、叱られてきたことか…。

 

 

 

 

 そうそう、こないだ、この診断を見ていた時に「マルチタスクは苦手」って書いてあったんですよね。

 でも、現実、ごく限られた時間を除き、常に複数のタスクを同時進行しています。今もブログ書きながら、出版社からの連絡を待ちながら、動画の処理をしながら、今日の今後のスケジュールなどを考えています。

 で、先ほど作業をしながら来週の出張関連の連絡事項のやり取りをしていたんですが、その時に思ったのが、

 

 私、そういえばモノタイム人間だった

 

 もともと自己分析とかがすごく好きなので、子供の頃から心理テストとか性格分類系のでよく遊んでいたのですが、いつかどこかで読んだ(原書はアメリカで出版された本)に物事の処理の仕方で2分類に分けるのがあって、途中で何かイレギュラーなものがあっても、できるだけイレギュラーなものにかける時間は少なくして、当初の予定通りに物事を進めようとするタイプ

 

 

 

 学生の引率で出張に行くのですが、学生の目的はあるプロジェクトの完成と最終発表のため。なので、私の中では当然、着いた日から発表まではそれに集中!で、終わったら、現地で交流したり見物したリ買い物したりしたらいい。

 でも、一緒に管理係をしている方は、「せっかく現地に行くのだから、あれも体験して、これも体験して…、楽しめるように〇〇に予約入れといたよ。それから、交流できることを向こう側に広報してた四六時中色んな人が会いに来るようにしたよ~」って。

 

 昨日、それを聞いて青ざめました。どう考えても、そこまで遊びや交流をしていたらプロジェクト完成させる時間がとれない。さらに発表というのは学生たちの母語ではない言葉になりますから練習も必要。それなのに、送られてきた日程見たら、そういう時間が2時間くらいしかない。そこで資料をまとめて、台本をつくって、発音練習して、発表のリハーサルして…無理でしょ。

 

 ああ、そうだった。この人、モノタイム人間じゃなかったんだった。古い友人でもあるので、もう一人の管理係はその時その時を楽しむタイプ。

 本人、こないだ「私はエナとは違ってマルチタスクこなせないから」と言っていた(というか、最近よくそう言われます)けど、私から見ると、このスケジュールめっっっちゃマルチタスクやん。うちの学生…。

 あっそっか。

 

 そして思い出す日本語学校時代。当時の校長先生が「せっかく日本にきているのだから、ディズニーランドとかで楽しませてあげたいじゃん」と遠足としてディズニーランドを組み込んでいて、それが予算を逼迫していると管理職に愚痴られて「遊ぶのだったら自分で行けばいいんじゃないですか。学校行事つまり学びの一環としていくのが遠足だから、学びのある施設に複数回行くべきでは?」と意見したのでした。

 

 はい。楽しいこととか、突然の出会いを大切にできないモノタイムでしたね。。。

 

 よくよく考えてみると、仕事が立て込んでいるときって、必ずTODOリスト作っています。効率よく待ち時間に他の作業をやるために予定をしっかり組むけど、その順序で、予定した時間内に、予定した手順で進めないとだめでした。突然のイレギュラーなお仕事に対応できないモノタイム人間でしたね。

 

 マルチタスクできないTJ性格でした。はい。

 

 

 なので、毎日がイレギュラーな韓国社会との相性は相当悪いと思うんですよね。「直感型」で常識とか前例とかそういうのをまるっと無視して突飛な行動をしてしまうあたり、日本社会と相性悪いのですが、緻密な計画を立ててその通りに実行しないと気が済まないモノタスク的な仕事の仕方(そのうえ、空き時間も管理しないときが済まないため、特にやる事にない暇な時間というものを最初から作っていない)は韓国社会と相性が悪いんでした。

 

 

 

 と・こ・ろ・で !!

 

 

 子供の頃、そういう突飛な行動のせいで「協調性がない」「自分勝手だ」「輪を乱す」と散々叱られましたが、でもね、よくよく考えたら、いわゆる周りの人の迷惑になるようなことはしていないよ~

って、昨日、グループごとに期末の発表があったんですが、ある学生がグループのメンバーにも私にも一言の連絡も入れず休んだんです。で、心配したグループメンバーが「どうしたの?」「体調悪い?」と心配のメッセージをおくったら「今週は試験の週だから、試験以外の授業は全部休むことにしている」って。

 いやいや、自分のグループが発表ですよ? ちょっとどころじゃなくイラッとしました。

 

 そこで思ったのが、強調性がなくて非常識な私でもそういうプッチはしたことないぞ、と。あと、わりとなんですけど、(これも、2か月くらい前に古い友人と話していた時に気づいたのですが)私の怒りポイントって自分が被害にあった時より、今回みたいに、まじめに取り組んでいた人が被害を受けた時…らしいです。なので、今回のような出来事は私の中では最上級にイラっとポイントになったんですよね。

 

 

 さて、今日は、このあと一刻一秒を争うようなスケジュールが待っているので今から緊張しています。結局のところ、案ずるより産むが易しになることが多いんですけど、でも、万が一があるので…。ということで、今日は、本当は調べ物をしたかったのですが、仕事が手につかなかったのでブログなどをつらつらと書いていたのでした。