バイクの購入と使用を検討しているころから、少しずつ情報を集め始めました。
なにより、「韓国で運転」は今までしたことがなく、さらに、周りについて教えてくれる人がいない中で運転を始めるわけです。正直、韓国の交通ルールすら知らないもんね。
とまあ、よく考えたらかなりな無茶ぶりです。だって、数週間前までは運転するなんて考えたことなかったもん。って、この町に来なかったら何年ソウルにいても運転はしなかった。まあ、韓国の運転免許持っててよかったなとは思いました。取得してから17年。ついに陽の目をみた運転免許証ですよ。 韓国においては2002年に外面切り替えで取得してからずっーーーーーーとペーパードライバーでしたからね。そもそも運転する気なんてさらさらなくて、当時、友達に勧められるままに、単にノリでとったやつですから。
しかし、おかげで教習場に通うことなく、お役所に行く必要もなく、思い立ったが吉日でバイク購入して即日乗り回せるなんて
は、おいといて。
まずね、125㏄なんですよ。二人乗りできる仕様で作られてるんですよ。
「って言っても、やっぱり二人乗りはダメなんだよね?」
「できるよ」
ま、まじか
いや、2人乗り、すぐする予定とか全然ないけどさ。車の免許、それも完全なるペーパードライバーがちょろっと運転始めた状態で、後ろに人載せられちゃうのか…この国は。ひぇっ
そして、バイク屋にて質問攻め。
韓国では車の運転免許で何㏄のバイクまでのれますか
125㏄
蛇の道は蛇。ここは基本中の基本であってもしっかり確認していきましょう。
韓国のバイク。法的には市内では何キロまで出していいんでしょうか
法的にかぁ…。30-40キロだね。でも、ほら、交通って流れがあるから、それに従ってせき止めないようにしないと。あとね、市内から少し離れて、山のほうとかに行ったら「しゃっと」ね「びゅーん」とね・・・
そのバイクが性能として何キロまで出せるかをあえて聞かなかったのは、私が知りたいのはバイクの性能でも、ぶっ飛ばしたいからでもなく、安全に走行したいからだったのですが…当のバイク屋さんですら正確な制限速度をご存じないような答え そのうえ、主な内容は、山道とか、市街地を出たらどれだけかっ飛ばせるかという話に戻ってしまう…。もうね、どのあたりに行くとぶっとばせるか、そんな話が延々とされるの。
いや、私、走り屋じゃないから、その知識、あまりいらない
ヘルメットはバイク屋さんの社長さんが、バイクの色に合わせて仕入れてくれました。うん、、、せっかく仕入れるなら、色は好みの物を買いたかったなぁ。ま、いっか…。
で、メットインのトランクにヘルメットを入れたら…。
な、なんか・・・きつい。
ここでやばいと思いました。だって、思ったより収納できない、このバイク。これなら、乗りなれてた原付のDIOちゃんのほうがたくさん入りそうなんですけど…。う~ん。
もしさ、荷物入れるのが足りないようだったら、後付けで後ろに荷物入れつけられるからね。
ああ、あの ださいの ときどきみかけるやつね うん、でも、あれ、心惹かれないんだよね。
はい、それが必要だなって思ったらまた来ますね。
ということで、数年ぶりの二輪&韓国初の二輪走行で帰宅しました。あ、そうそう、途中でガソリンスタンドによって、韓国で初めての給油体験もしました。ガソリンの勢いが強すぎて、ピッカピカの新車にガソリンかかっちゃったぞ。もう少しソフトに入れてほしかった…
バイクの購入の段階では、自分セレクト間違ってたんじゃないかという気持ちがぬぐえなくて、店に向かうときも、お支払いをするときも、決める時もずっと憂鬱でした。このままうつ病になっちゃいそうってくらい落ち込んでたの。ちょうど秋雨のひどい時期で、しばらくバイクに乗れなかったんですけど、バイクがうちに来るというだけで、家にいても落ち込むくらい。
せっかく買うんだからワクワクしたかったんですけど、まあ、こればかりは仕方ないですよね。
いろいろとアバウトな韓国のバイク事情。制限速度のあいまいさ、ちゃっかり二人乗り可能、に加えて、うちのマンションではバイク置き場があるらしいけどない。いえ、これも管理室に聞いたのよ。そしたら
「バイク置き場…あることはあるけど、まあ、ほかの人の邪魔にならないところにテキトーにおいておけばいいから」
って
えっとね、えっとね。私は、屋根のあるバイク置き場が欲しかったな。雨ざらしにはしたくなかったんだけど…。う~ん、何とかならないかなぁ。
まあ。そんなこんな。とにかく周りに聞いてもわからないというか、テキトーな扱いを受けてるっぽいバイクさんです。
続く