29日、ソウル市龍山区青坡洞に『植民地歴史博物館』がオープンしました。





  29日のオープンに合わせて見に行きたかったのですが…




除幕式というか開館式が午後3時半で遅めということに加え…



博物館の前だけではなく、坂の下にも警察が待機びっくり  なんだか、平和的ではないスタートだぞ!わくわく!




あ、なるほどね。「植民地」という言葉の使い方が気にくわない団体が妨害に入って衝突することを警戒してるのか…。日本の右翼系団体とかの乗り込み警戒かと思ったわ。



  ということで日を改めまして…


一応入場料は3000ウォンって書いてあったから払おうとしたら、「いらないよ。」と言われたのでそのまま2階の展示フロアへ。開館2日目なのにガラガラ




   

エリアは4つに分かれてまして。

第1ゾーン…日帝はなぜ韓半島へ侵略したのか

第2ゾーン…日帝の侵略戦争、朝鮮人にとってどんなことが起きたか

第3ゾーン…一つの時代の2つの生き様 ー チニルパ(親日)と抗日

第4ゾーン…過去に勝つ力 ー 今、私たちは何をすべきか。




…タイトルからして第4ゾーンが…



とりあえず入ってみますあしあと


 ちゃんと日本語表記がありました。驚いたことにかなりマトモな日本語でした。


  

植民地時代の韓国語のテキストです。  頑張って読んでみましょう! 今の韓国語と表記が結構違うよルンルン




歴代の朝鮮総督が載ってたり…



代表的なチニルパ(親日朝鮮人)が出てきたり…





  日韓ユニットアイドルがいたり…



『誰にもわかる氏の解説』
  氏と姓は違うよ 
  朝鮮式の姓の起こり
  なぜ姓の他に氏を作るようになったか
  内地人式の氏の付け方


どう見ても無理やり姓を奪われたって主張を裏切ってる資料に見えるんだけどなぁ




 この辺りは戦時中の標語の数々。



一坪スペースで見る、学校教員と拷問。
なぜ一坪のスペースに学校の皇民化政策と抗日運動家の拷問器具をまとめて展示したのだ?



 
  いやぁ、勉強になります。 代表的なチニルパの人々と代表的な抗日の人々。それから歴代総督などなど。なかでも一番良かったのは創氏改名に絡んだ資料です。この冊子、レプリカでもいいから中身を読んでみたい、復刻でいいので資料として購入したいわぁ。




 さてさて。最後の第4ゾーンへ。
ここの展示はとにかく日本から来たものが多かった。  趣旨は日本は歴史の歪曲をやめて正しい歴史を伝えなさい系ですね。なので、家永さんの裁判絡みかな あれ、共産党が支援してたというけどいいのかな それとか、

金大中さん拉致事件の絡みのものとか…
最後の方とか『アベ政治を許さない』とかまで展示してあったよびっくり


   イメージのミスリード誘ってないかと思う感じの玉石混淆博物館って印象を持ちました。近現代史に強い方とかに解説してもらいながらもう一度回ってみたいかな。


  とはいえ、気軽に行けるところにこうばしい  博物館があるのは私としては嬉しいことなのでありますウシシウシシウシシ









植民地歴史博物館


Cheongpa-ro 47-gil
ソウル 龍山区 青坡洞 47ダギル 27
서울 용산구 청파로47다길 27 
https://goo.gl/maps/27NTfRqPXZ42


休館日 )  旧正月、秋夕、月曜日
時間) 10時半から18時