土曜日。
韓国の大学教授によるタプサに行ってきました。タプサというのは、一言で日本語で表しにくいのですが、フィールドワークとか下見とか…とにかく観光以外の目的で「その辺を歩き回ること」です。時々やってる エナツアー  は、韓国語だとタプサ…ですね。





   

これは、建築学の先生が、建築学を学ぶ学生のために始めたものらしいです。今では、初期の学生たちが主体となって毎月開催しているのだとか。今回は厚岩洞をその地域で活躍している建築家の案内で回ってみることに。









建築事務所が…敵産住宅(日本式の古民家)でした。ああ、よほどこの系統が好きなんだな…うん、うん。




無料ツアーなのに地図、いただきました。



元病院の、少し前まで下宿やってた建物。今は『元の形を生かした改装』中。





厚岩市場、市場の建物自体も韓国では珍しい木造なのだそうです。







ここは、朝鮮時代、宮中の家畜の管理?か何かしていたところ…という石碑がありますが、日帝時代「かまくら保育園」というものがあったらしいです。カマクラが、設立者の名前なのか出身地なのかとても気になりました。







この辺りは戸建て住宅(多世帯住宅ではなく単独住宅)が多く、このようなエンピツビルの戸建てが多いのが特徴なのだとか。




道路の下に不思議空間を発見。地元の子供達が遊べる空間なのだとか。ここ、車の入れない広場なんですよね。その奥の平屋の集落が印象的でした。




日本家屋。




この建物を見て、1987の主人公の女の子の家を思い出したのは私だけでしょうか。






オフィステル。なんでこんな山の上に?と思ったら、三菱の合宿所跡地なのだとか。




今話題の解放村




この平屋の建物は、護国神社がなくなった後にたてられた、つまり解放後の建物だとしりました。日本家屋の技術のあるというかそれしか知らない韓国人の大工がたくさんいたんだって。








とてもステキなタプサでした。