今回の旅の特徴を一言で言うと
韓屋
でした。文字通り韓屋づくし。
では、まずその お宿
きれいに整えられているけど立派な韓屋です。
こちらはゲストハウスで韓国観光公社(韓国語版)に載せられていた宿です。
日本語版のほうは、日本語が通じる韓屋のゲストハウスが載っていました。
けど、泊まったとき、スペイン系かそんな感じの国の方もお向かいの部屋にいましたよ。
右側の白い部分がダイニングキッチンになっていて、
炊飯器・電子レンジ・トースター・食器類・大型の冷蔵庫・パソコン…
一通り全部揃ってました。
う~ん、我が家のキッチンよりデラックス
なので、マジで長期滞在したい欲求に駆られました
部屋はこんな感じ
布団置き場の上はバーが渡してあってクローゼットに。
ドアの向こうはシャワーとトイレ。
ドライヤー、タオル、体を洗うタオル、石鹸、歯磨き粉完備。
布団、枕、テレビ、エアコン。
もちろんオンドルです
さてさて、韓屋尽くしはもちろんこれだけじゃありません。、
レストラン
夕飯はこちらの韓屋の屋敷で
庭も部屋も素敵な食堂でした。
韓国の不思議なところは、建物からして高そうなレストラン(韓国食堂)でも
下町っぽいレストラン(韓国食堂)でもお値段がそれほど変わらないこと。
敷居高いかなと思ったけど、お手ごろな価格だったので安心して韓屋での食事を堪能できました
その 再会
こちらは99年に泊まった韓屋の元旅館です。
ここも一部改造されているようでしたが、普通の韓屋のうちは
この中庭部分が殺風景なほど何もないのが特徴です。
泊まったゲストハウスは芝生が植えてあってベンチがありましたけど。。。
部屋の中に小さいテレビが一つだけでトイレは庭。シャワーは基本的にないので宿泊客は庭の真ん中の井戸?炊事場?で水浴びをするように、て方式でした。私たちは、ここの主人家族が使うシャワー室を遣わしていただけたのですが。。台所も土間だったのが印象に残っています。
このうちは旅館は廃業して、月単位で部屋を人に貸す長期滞在用の貸し部屋屋さんになったみたいです。
さて、これから本格的な韓屋の風景になります。
その韓屋の民俗むら
この二枚は去年訪れたときに取った写真なのですが、
慶州市内からバスで40分ほどのところにある昔の村のままの状態で保存された集落~良洞民俗マウルです。
2010年に世界遺産に登録されました。
今でも人が住んでいる生きた村です。
当然のように村のすべてのうちが韓屋。
いくつかのうちが庭先まで公開してくれています。
例えばこんな感じ
とか
とかね。
新しいの、古いの。
昔の権力者の、庶民の。
近代的リフォームすみのもの、昔のままのもの。
広くて大きいの、こじんまりしたの。
たくさんの韓屋をみてきました。
そして、教科書に出ていた
「韓屋をリフォームして伝統的なよさと近代的な便利さを融合させたものが人気」
という言葉の意味が実感できました。