こんにちは^__^
皆さんは「口内フローラ」という言葉を聞いた事がございますか?
実は、口の中の細菌にも「善玉菌」と「悪玉菌」がいます。
口の中には、バクテリアが多く、歯をきちんと磨く人で1000~2000億個、ほとんど、歯を磨かない人では1兆個の細菌が存在しています。
口の中の悪玉菌が増えるとどうなるのでしょうか?
「虫歯になるだけでしょ?」と思いますよね。
けれど、虫歯や歯周病ならまだしも、恐ろしい事に、「免疫力低下」「癌」「心筋梗塞」「脳梗塞」「糖尿病」「認知症」等の全身疾患を引き起こし
てしまうのです。
そして、更に恐ろしい事に、悪玉菌をなくす為には「歯を磨けば良い」と思うかもしれませんが、実は、歯磨きだけでは不十分なのです。
その為、世界の医療業界では、「口内ケア」にとても注目しています。
そこで今回は、害なしに、口内の細菌を死滅させる方法をご紹介します^__^
■口内が汚い人はインフルエンザや風邪をひきやすい?
虫歯は痛いし嫌ですよね。実は、一見関係性のなさそうに見える、虫歯とインフルエンザは深い関連性があります。
虫歯の原因となるミュータンス菌とインフルエンザウイルスは、相性が良く、ミュータンス菌が口内に多い人は、インフルエンザになる確率が高くなると言われています。
インフルエンザのウイルスは、気道の粘膜に付着してどんどんと増殖してゆきます。粘膜には、ウイルスが付着しないようにタンパク質があります。しかし、口内の細菌が、そのタンパク質を破壊する酵素(ノイラミニダーゼ)を出してしまう為、更にインフルエンザに感染しウイルスを増殖させてしまいます。
■虫歯で全身病気に?
実は、歯科的な衛生状態を適切に保つことが、口内そして全身の健康にとって重要です。口は食べ物や菌などが入る一番始めの器官です。口から、経口吸収を介して全身へ廻ってゆきます。
口腔内の病原菌や毒素が血流内に取り込まれれば、口内だけの問題では済まず、全身に、心筋梗塞、関節炎、糖尿病、心臓病など、二次感染や慢性疾患を引き起こす可能性があるので、口の中や歯の健康を良い状態にする事が、健康への第一歩だという事で、医療業界では注目されています。
そして、口腔内の疾患により、免疫力が低下します。
むし歯、歯周病などにより、唾液の分泌量が減少したり、口腔内の細菌バランスが崩れると、本来あるべき口腔内粘膜のバリア機能が欠如してしまうことで、免疫力の低下へと繋がってしまうのです。
■歯磨きだけでは不十分?
実は、歯磨き粉を使用して歯を磨くだけでは、口内のバクテリアは取れきれません。舌や歯の隙間等にも入り込んでいます。
歯間ブラシを使用し、舌磨きを使用し、マウスウオッシュも使用しなければいけません。それでも使用する製品や使用の仕方によっては、細菌が多く残っている事も沢山あります。
■口内バクテリアを死滅させるには?