わたしの介護ストーリー〈年譜〉 | 山里古民家リトリート 大阪高槻 神峰山の里 ギャラリーねこ福 

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Timeless Comfort ~ 時間が止まる龍宮城 ~
築130年古民家をリノベーション、大地からの贈り物に包まれて内観するための空間をご提供しています。こだわって過ごす交流の場にも。大阪駅・京都駅から1時間、奇跡のアクセスで桃源郷へ♪

ギャラリーねこ福はこんなところ

 

広い意味で介護といえば、

親の介護と向き合い始めたのは2003年。

母が軽い脳梗塞をきっかけにパーキンソンニズムになりました。

それを機に3年間の一人暮らしをやめて

会社に異動願を出して実家に帰ってきました。

 

さらに2004年に母はくも膜下出血を起こして

ロックドインシンドローム(閉じ込められ症候群)になり、

世の中との交信を断絶された寝たきり状態になりました。

母が救急車で運ばれたその日から

わたしは会社に行かずに病院に入り浸り、

1年間の介護休職の待遇をしてもらうことになりました。

 

母には8ヶ月間の治療と療養の後、

自宅で療養生活をしてもらいたくて、

自宅の1室を介護のために改装して在宅介護を始めました。

何よりも母を優先して捧げた4年でした。

 

 

介護をもっと広い意味で捉えるなら、

物心ついた時から介護をしていたともいえます。

父には軽度の精神疾患がありました。

ほとんどの脳機能は正常というかむしろ優秀でしたが、

対人関係での言動に際立った疾患がありました。

 

家内が平穏であるようにと

何においても父を気遣って息を殺して暮らす子供時代。

発作を起こすたびに心を痛め、

情けないので誰にも相談できず、

どうすれば治るのだろうとひとり思い悩み、

ひとりで考え、ひとりで決断して解決するという習性が身につきました。

 

人の性質の複雑さ、多重性、表と闇について

子供の頃からじっと思考を深めて

人を観察してきたのが今のお仕事に繋がっている訳なので、

今となっては父に感謝しなければいけないのですが。

 

その父は2018年春に腎盂炎で倒れ、

腎瘻を造設して4ヶ月自宅療養した後に旅立ちました。

詳しくはここに ➡︎ 「延命治療」と「生きる意欲」

 

 

 

 

 

 

今月の「介護を語る会」では、

Webサイト「やさしい介護の教科書」

運営メンバーの介護経験を収載いただくための

公開インタビューが行われます。

 

詳しくはこちらをご参照ください。

 

 

「介護を語る会」@Zoom
4月11日(日) 13:30~15:00
13:30〜14:15 介護の教科書公開インタビュー
14:15〜15:00 介護を語る交流会

 

どのタイミングからご参加いただいても大丈夫。

事前に参加表明をお知らせください。URLをお送りします。


参加表明はこちらから ➡︎ ♣︎♣︎♣︎


誰しも介護予備軍ですから、

どなたのご参加も大歓迎です。

 

そして、

毎月22日は、

運営メンバー芳崎欣子さん主催の

介護家族のためのClubhouse

 

こちらで案内されるので、

チェックしてくださいね!


 

 

 

【お知らせ】

森健太郎 春爛漫ライブ@ねこ福

〜アコーディオンとクラリネットの午後〜

【日時】4月18日(日)14:00~

時間が止まる古民家ギャラリーで

音楽に満たされる午後をお過ごしください
詳しくはこちら



お申し込みはこちらから♪

 こちらもご参加くださいませ♪