ん?なんか覚えのあるタイトルだなっとクリックした知り合いのブログ。
それもそのはず、
私も同じタイトルの記事を書いていました。
「介護を語る会」では、
メンバー全員で同じタイトルのブログ記事を書き合ってたことがあります。
メンバーの方が2年前にご自身が書かれた記事をリブログされてたのでした。
ちょうどこんな記事を書いてみようと思っていた矢先。
既に書いてた!
2017年8月29日(←偶然にも“ねこ福の日”)の記事ですが、
ねこ福のルーツでありますエピソードと
ねこ福を続ける思いは今もそのまま同じです。
ここにリブログしてみます。
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こうして庭に面した『ギャラリーねこ福』のリビングで座っていると
とても贅沢な気持ちになります。
四季の移りかわり、
1日の中でも刻々と表情を変えていく光の色、
を居ながらにして感じることができます。
このリビングは、もともと築120年の古民家の来客スペースだった位置。
広い庭に面した家屋の中でも特等席のこの場所を家族が愉しめる場所にしようと、
二間続きの和室をぶち抜いてキッチン&リビングスペースに改装しました。
そしたら、あまりにも贅沢な空間になったので、
家族だけで愉しむのではもったいない気がしてきて、
広く皆さんと共有したいと思うようになりました。
また、
改装する前のことになりますが、
くも膜下出血の後遺症で寝たきりになった母を在宅介護していました。
毎日、入れ替わり立ち替わり介護をサポートしてくださる方々が訪れてくださっていました。
その方々が口を揃えておっしゃることが、
「ここ良いところですねぇ。」
「毎週、来るのが楽しみなんです。」
そして、職場や家庭での愚痴や悩みのひとつふたつなどこぼして帰られる・・。
「ここでだから言っちゃいますけどね・・」
物言わぬ母と母のケアのことで頭がいっぱいの私、
訪問ケアの方々の悩みをわざわざ引き出すような話を向けることはないんだけれど。
『この場所には、なにか人の気を許させる何かがあるんだなぁ』
そんなふうに思い始めました。
この二つの思いから、『ギャラリーねこ福』が生まれました。
「誰かのために」というよりも自分が愉しんでいるのかもしれませんが、
訪れてくださった方々がひととき肩の荷を降ろしたり、
五感を解放していつもと違う感覚に浸ってもらうことができる場所になっていたらいいな、
そう思っています。
私は、自分が育ったこの不便で窮屈な田舎も我が家も嫌いでした。
でも、介護経験から違う見方ができるようになりました。
だから、『ギャラリーねこ福』も母の置き土産です。
原文はこちら。
ずいぶん長らくお休みしています介護を語る会。
再開してみる?