毎年ゴールデンウィークには2日間、
高槻が音楽に溢れるお祭りがあります。
高槻が、と言っても主たる会場は駅前周辺のカフェや公共広場なのですが、
この山里にも、ポツポツと会場があるのです。
山里の会場を巡ってきましたので、
その様子をご報告しますね。
今年が第21回目となる高槻 Jazzストリートですが、
仕事で他県に越してたり、介護で家に篭っていたりして、
存在を知ったのは、定着して今程の規模になってからのこと。
それでも、新緑の季節にわざわざ山を降りていく気にならない。
そしたら昨年、高槻に越してきた友人が山里にも会場があると教えてくれて、
一年越しに重たい腰を上げて「Jazzストリート今更デビュー」を果たしました。
初の感想は、
なんだ、素敵じゃないか
今まで行かずに損しちゃってた
奏者のクオリティー高いやん
という、驚きと後悔。
高槻市民でなくても、どなたでも入場できるので、
是非来年は高槻に来てみてくださいね。
出演には、全国からの応募があるそうです。
ゲストとしてプロの演奏家も招かれます。
トランペットの日野皓正氏は毎年参加、
山崎まさよしだって関連イベントに来ていた!
私が巡ったのは、2日目の午後から。
山里を流れる川沿いにだんだんに下って行きました。
♪1軒目は、このブログでも何度か話題にしている摂津峡Saal
クラシック演奏の設備が整っており、
名演奏家が度々やってくる室内楽のサロンなのですが、
何故かロックバンドが演奏してた。
不思議な気がしたけれど、演奏も素晴らしく、
シャンデリアとエレキ音…、上質であれば、これもありだなと。
ギターの早弾きがお見事!アマチュアじゃないのではと思うくらい。
(私、ギターテクをみる目はキビシイよ)
ドラムのリズムも心地よかった「昭和diffusion」さんの演奏でした。
もうこの時点で、Jazzフェス侮るなかれ…と感服しながら次の会場へ。
♪2軒目は、摂津峡入口に近いコミュニティハウス はらいふ
自然と触れ合う場として再活用されている昭和の民家。
こちらの存在は、フェスのパンフレットを見るまで知りませんでした。
地元民、おずおずと出掛けてみました。
こちらの会場は摂津峡Saalさんとは好対照、
森をバックにした野外ステージでした。
今回は日中だけの解放でしたが、
夕暮れに刻々と景色の色が変わっていく様子がとても素晴らしいと、
リピーターさんが口々に教えてくださいました。
この土地に住んでいますから、その様子を想像できます。
ねこ福の庭の夕暮れもとても美しいです。
なるほど、このロケーションで夕暮れを眺められると、
さぞ贅沢な時空間が体感できるだろうなと思いました。
そうだ、ねこ福も夕暮れの企画を考えてみよう。
♪3軒目は、摂津峡下流の入り口、森に佇むキッチン・スヌーグ
総木造りのロッジ風の建物に、広い広い森のお庭が続いています。
自宅に誰かを招く前に外食、という時は迷わずこちらに案内する、
私にとっても自慢のお店。
いい感じに暮れてきた摂津峡。
先ほどの野外ステージでは肌がチリチリするような日差しだったのに、
車を降りたら冷やっと肌寒い…。
おっと、長くなってきたので、
続きはまた明日にいたしますね。