自分は相手にプレゼントをあげないけど、他人にはプレゼントを求めるひとって、意外といるんですよね。
その人たちの特徴は幸せではないということ。
だって、生粋のテイカーですからね。
そこに気がつけば、いろんなことが良くなる、少なくとも悪くならないのに、物理的にプレゼントのやりとりが見えるわけではないので、自分で気づけないんです。
自分は他人を気にかけないのに、相手は自分を気にかけることを求めるなんて、普通に考えておかしいですよね。
心の問題が複雑になればなるほど、それを平然とやってきてしまうわけです。
誰とも繋がれない！
私は愛されない！！
これを叫んでいる人は沢山いるんですよ。
その人たち全てが、幼少期にこの状態を体験しているはずです
両親が揃っているから、物を与えられたから、だから≒満たされている、ではない。
今から大事なことを言いますね。
平然と理不尽なことをされたから、理不尽な考え方ができるのです。
これにつきます。
ここで自分が這い上がるために、論理的な思考が必要だということです。
ですから、自分がやられてきたことに対してきっちりと落とし前を付ける必要があるわけです。
ケジメのことですね。
そのためには、論理的な思考が必要になるんです。
しかし、理不尽な扱いを受けてきた場合、理不尽なことをされたということから目をそらしているために、論理的な思考そのものを放棄しています。
ここからまた前記事の妄想思考に繋がるわけです。
妄想が得意な人は、想像力が無いのです。
逆に思えますよね？
でも、現実がしっかり観れていないので、現実に対しての想像力が著しく欠如しているのです。
だから、考えればわかるようなことも自分で考え抜くことができません。
このタイプの場合は、ひとりで気づきを得るということは非常に困難です。
だから、他人の助けが必要になるのです。
対話が必要だということです。
自分が観れないので、相手に鏡になってもらうのです。
妄想思考が激しい場合は、無いものをある、あるものを無いと勘違いしたりすることが日常茶飯事です。
心配性の両親、毎日夫婦喧嘩、母は頼りなく、父は不安症で毎日母に罵声を浴びせる姿をまじかで見ながら、自分は何も言われていなから虐げられてないないと転換してしまう・・
こんな立派な虐待を受けて育ちながら、私は両親から愛を受けて育った！ などと変換してしまうのです。
現実をまともに把握できない人の第一段階が妄想です。
家庭が安心できる場所ではなかった
これは、子供が不安だということです。
子供が安心できない場所に、子供を包み込むような愛はありません。
そこには、精神が発達できなかった、身体だけ大人の年とっった子供が子供を産んだ末路があるだけです。
愛ではなく、エゴなんです。
残酷でしょう。
だから見たくないのです。
そして、だから過去にケジメをつけられないのです。
そこは、もう根底の部分なんですよ。
「あなたのためを思って」
「こんなにも愛しているのに」
「なんで分からないんだ」
この言葉を吐く大人は愛ではなくエゴを使っているのです。
それは愛という皮を被せたエゴによる支配です。
愛が無い時、人は支配的になるのです。
だから嫉妬は愛ではないのです。
相手に尽くして傷つく時もそれは愛ではない。
エゴは自分の欲望を満たすためのものです。
己の負の感情を自分で処理できないために、それを他人で埋めようとします。
この手の支配を受けた人は、他人を使って自分を幸せにしようとします。
勿論、自分が気づかないうちにね。
支配とは相手を尊重せず罪悪感と劣等感を押し付ける卑劣な行為です。
愛でもなんでもない、ただのゴミです。
ゴミを押し付けておきながら、それを愛だと思うように洗脳しているのです。
「あなたのためなの」
「心配してるのよ」
「なんで分からないんだ」
物だけ買って与えたり、このような言葉を吐くことが洗脳のひとつです。
その真実をみないままで、その後の現実がまっすぐに見れると思いますか？
全て都合の良い解釈になるということです。
常に都合の良い解釈をしているんですから、現実が歪んで当然なんですよ。
妄想思考で生きているということは、現実がちゃんと観えていないこと。
それは、辛いことをうやむやにしてくれますが、感動を損ないます。
辛いことに蓋をして、感動だけ欲しいということは無理なんです。
コインの表だけ欲しいというのは無理なのです。
３０年も４０年も妄想思考で生きていると、そのことにすら気づけなくなるわけです。
こちらの言葉を読むと、矛盾していることがよくわかりますね。
綺麗な部屋に住みたいけれど、片付ける意味がわからない。
現実と向き合わないで長い時間生きると、平然とこのような支離滅裂状態になってしまいます。
片付ける意味がわからないのなら、ゴミだらけの部屋に居ればいいんですよ。
でもその自分をそのまま受け止めることができない。
ここで認知の歪みがありますね。
そして、できないのに完成したものは欲しがる。
また認知の歪みがりますね。
何のために片付けるのかわからないのに納得しないままやろうとする
これも認知の歪みですね。
このように、めちゃくちゃな思考ができるのは認知の歪みがあるからです。
私はプレゼントをあげないけどあなたは私にちょうだいよ！
こちらも繋がっていることがわかりますか？
この状態で他人と繋がれると思いますか？
この根底すっ飛ばして、愛が欲しいと叫んでるなんて、傷つかない恋愛がしたい！と言ってるような話なのです。
そんなもんねえよ。
です。
そういう自分を理解している人間は、ちゃんと二次元で我慢するんですよ？
それが、等身大をわかることです。
二次元しか愛せない自分で、生身の男が欲しいなんて、何を言ってるの？という単純明快な話です。
その単純明快な話が、自分の心理のこととなるとさっぱりわからなくなるのが心の問題なのです。
支離滅裂な妄想思考でいきれば、現実だってめちゃくちゃになります。
そして、大人になって矛盾した人生を生きないために、親がしっかり自分をみつめて、精神的に成長できていないとならないのです。
成長して、エゴではない愛を与えてやらない限り、自分の子供もエゴを与えるようになるんです。
エゴではない愛を与えられなかったとしても、自分はエゴを愛だとすり替えて子供に押し付けているんだと、気づくことが第一歩なのですよ。
それは全ての親に必要なことなのではないかと、私は思っています。
あなたは、ゴミを愛だと思ってませんか？
それに気づくのは苦しいことです。
でも、その抵抗がある限りは、気づきは起こらないんですよ。
だから、気づきには覚悟が必要なのです。
ではまた
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