Fröhliche Weihnachten♪ ~エリザベート生誕の地を訪ねて~ | ~たおやかな世界のお茶時間~  

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世界のお茶とSweetsの時間・ドイツ語圏の興味ある事柄、庭の植物のことなどを中心に綴っています。

クリスマスツリー Fröhliche Weihnachten クリスマスツリー

 

今日も良いお天気で、気持ちの良いクリスマスの日を迎えました。

 

昨日のクリスマスイブは、エリザベート生誕の日でもあります。

 

 

 

 

先日、エリザベート生誕の地を訪ねましたので、

今日は、その時のことを記したいと思います。

 

欧州を訪れるたびに、少しずつですが、

ハプスブルク家の人々の足跡を訪ねています。

 

今回は、アドベントのドイツ語圏で、見たいもの行きたいところ、食べたいものなどが

たくさんありまして・・・。

どれを優先させるか、数カ月悩みながら計画をたてました。

 

ミュンヘン2日目、ホテルで朝食をすませたあと、散歩にでました。

天気も良く、歩いてエリザベート生誕の地へ。

日本よりも冷たい朝の空気が心地よく、滞在先から

オデオン広場まで、約25分ほどで到着。

オデオン広場から、ルートヴィヒ通りを5分ほど歩けば、目的地に着きます。

 

 

 

 

エリザベートが生れた、マクシミリアン邸は、第二次世界大戦で焼失し、

現在は土台だけを残して、ドイツ連邦銀行が建てられています。

唯一焼け残った広間の壁の一部などは、保存はされているものの、

一般公開はされていないので、エリザベートに関することを示すものは、

下記のレリーフのみです。

この銀行の壁に、エリザベートが生れたことを示す、レリーフと、

マクシミリアン邸があったことを示す記念額のみです。

 

 

 

 

この日、私たちが熱心に写真を撮っておりましたら、

ドイツ人男性と日本人女性のご夫婦が横で立ち止まり、

エリザベートを示すレリーフを見て、『これには気が付かなかったね』という

内容のお話をされていました。

 

本当に、見逃しそうな場所に、小さく残されたレリーフです。

 

エリザベートの母である、ルドヴィカは、ミュンヘン郊外の

ニンフ(妖精)の館、ニンフェンブルク城で生まれています。

 

 

 

 

ニンフェンブルク城は戦火を逃れたので、美しい佇まいを今に残しています。

 

ニンフェンブルク城は見どころが多く、次回また、

季節の良い時にゆっくり訪れたいと思います。

 

 

何年か前のクリスマスイヴに、バート・イシュルのことを書いております。

(ご興味のある方はこちらからどうぞ →