動物は固有の老化プロセスをもつとされるが、

遺伝子、生活環境、食スタイルによって、寿命は大きく変動する。

 

古来より不老長寿は人類の夢であったが、

現代科学の進歩によってその実現が身近に迫っている。

 

本日お邪魔した横浜市立大学のとある研究室では、

老化の分子機構を解析するとともに、

自然の植物やハーブを利用し、抗老化・若返り法の開発を行っている。

 

老化のスピードというものは

遺伝子の影響より後天的な影響、つまり生活習慣が大きいとされ

なんと8対2くらいだそう。

当たり前ですが

暴飲暴食や睡眠、ストレスなどが老化に影響大

ということは言うまでもありません。

 

 

例えば一卵性双生児の2人の女性の見た目の老け具合を見た場合

誰が見ても明らかに老化が進んで見える人の方が

先に亡くなることがわかっています。

 

つまり外見のシワやたるみの少ない人は

まだ死なないということ。

シミシワが増えればそれだけ内臓機能やその他も衰え始めていています。

 

生活習慣を見直し、自分の努力次第で老化のスピードを緩やかにし

実年齢より生物学的に年齢を若く保つことは可能といえます。

 

では具体的に老化のメカニズムですが、簡単にいうと

老化細胞の数が老化、不老を決定します。

 

 

日々細胞を老化させない

または、老化した細胞を若返えらせる必要があります

 

では老化細胞の若返選らせる方法としては

具体的にはどうでしょうか。

 

それは古い血を抜くことや新陳代謝、

細胞を新しくすることです。

 

なので手っ取り早くいえば、献血で血を抜くことはかなり有効です。

(血液クレンジングは少し前に悪評がでて話題になりましたが・・・。)

 

老化は体に溜まった老廃物の放置がもっともいけないということで

とてもシンプルです。

 

老廃物は細胞を老化させる

老廃物を取り除けば若返りは可能

 

そしてタンパク質の過多は

老化を早めるので一般の方のプロテイン摂取は注意が必要。

 

他にも

歩行速度の早い方の方は認知症発症リスクが低く

一日40分歩くことは特によいだと。

 

また歩行距離の短い人の認知症リスクは

1日3.2キロ歩く人に比べてリスク2倍

 

座っている時間と死亡率でみると

立っている時間が長い方が

生存率が高い

 

65才の時点で秒速1.6秒の人は

その後平均32年生存でき、

0.2/秒の人は10年も余命がなかったそう。

 

などなど研究室に入って様々なエビデンスを見たり聞いたりしてきました。

 

さてこの研究所では

植物利用学

ハーブ

アーユルヴェーダを専門に研究しています

 

私は10年くらい前にスリランカでアーユルヴェーダの専門病院を訪れたことがありますがまさにそれを現代の日本で体現しているような研究室でした。

 

ワインも当たり年ハズレ年があるのと一緒

同じハーブや植物も土壌や年によって有効成分の量が違うそうで

もっというと

せっかく輸入しても有効成分がほとんど入っていない植物さえあるそう。

それを厳選するだけでも手間とコストがかかるので

至難の業ですがそんな現場をリアルで見てきました。

 

植物は雨や紫外線や

暑さ寒さがどうであれ

自分で動けないため動物より防衛機能が高い。

 

苦みや毒、酸味があるのは身を守るために備わった産物です

 

人もゆるい環境でぬくぬく育った人は打たれ弱く

厳しい環境で育った人の方が強いのと一緒かも知れません。

 

 

といういことで、アーユルヴェーダでもっとも有名な

「アムラ」のコラーゲンを早速試してみようと思います。

 

アムラ果実は

表皮角化細胞の増殖を顕著に活性化する成分とのこと

効果はこうご期待、またご報告いたしますね。

 

https://antiage.sci.yokohama-cu.ac.jp/

 

 

今後の美容の仕事に参考にしていければと思います。

 

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