開放性って何だ?

 

山に登ったらすかさず「ヤッホー!」って言う人。

好きな曲が流れたら、周りを気にせず踊っちゃう人。

 

これ開放性が高い人の特徴です!(*^▽^*)

 

皆さんは思ったまま、感じたままを

そのままストレートに自己表現できますか?

 

で、自己開示することはよいこと?
しない方がよい?

 

もちろん回答「バランスが大事」になります。

 

 

FC(Free Child)は、エゴグラムの自我状態の一つで、

文字通り「自由な子ども」を意味します。

 

FCが高いと、自己開示性、好奇心、天真爛漫なふるまい、

明るく場を活性させますが、高すぎる場合は我がままで

場や空気を読めない人にもなります。

 

低すぎると、遠慮がちで自己開示せず生真面目で場を楽しめない

周囲は何を考えているのかわかりづらいといことがあります。

 

ではここで事例を見てみましょう。

例)

 

あなたは化粧品メーカーの社長です。

新しい化粧品のお披露目パーティーで突然、

挨拶をするはずだったデザイン会社の社長が遅刻していて、スピーチに穴が開きました。

そこで社長が間を繋ぎ、製品に対する思いやヒストリーを話していたのですが

それでもあと10分近く繋がないと行けず、

ふと目の前にスタッフに突然をマイクを渡しました。

 

アドリブで話す状況に置かれたそのスタッフの場合の反応を想像してみましょう。

 

FCが高いスタッフの反応

 

即座に応じる: FCが高い人は、予期せぬ状況にも柔軟に対応し、

アドリブでスピーチをするのを楽しむ傾向があります。

エネルギッシュで創造的、自然な魅力と創造性を発揮して、

聴衆を楽しませるスピーチを行うことができます。

 

新しい化粧品の面白い側面や個人的なエピソードを交えることで、聴衆の注意を引きつけるでしょう。

規則に縛られない: 標準的なスピーチのフォーマットに囚われず、独自のスタイルで話す可能性が高いです。

 

 

FCが低いスタッフの反応

戸惑いを示す: FCが低い人は、計画されていないスピーチに対して準備と計画を重視するため、

即席での発言には不安を感じます。

しかし、一度立ち直ると、新しい化粧品の具体的な情報や利点に焦点を当てた、

内容の濃いスピーチを行うことができるかもしれません。

 

このように、FCが高い人と低い人は、突然のスピーチの要求に対して異なるアプローチを取りますが、

重要なのは、どちらがいい悪いではなく

彼らが自身の個性を理解し、その強みを最大限に活かすことです。

 

もちろん、高すぎ、低すぎに偏らず、バランスが大事になります。

 

 

サロンでFC(Free Child)が高いスタッフと低いスタッフが共働する場合、

FCが高いスタッフは新しい施術法の提案や明るい雰囲気作りに積極的で、

時にルールを柔軟に解釈し、衝動的な行動をとることがあります。

 

対照的に、FCが低いスタッフは日々のルーチンを厳格に守り、

細かい詳細に注意を払い、計画的なアプローチを好む傾向があります。

 

これらの違いはコミュニケーションスタイルやチームワークにも影響を与え、

FCが高いスタッフの創造性とFCが低いスタッフの計画性が融合することで、

サロンは革新的かつ安定したサービスを提供できます。

 

相互の価値を認識し、互いの強みを理解して補完し合うことで、

効果的なチームワークが実現されます。

 

高すぎる組織・・活気はあるがみんなわがままで自己主張が多くまとまらない

低すぎる組織・・意見を言わず相手の出方を見る、盛り上がらない、大人しく暗い

 

まとめ

FCが高い人は協調性と計画性と責任感を、

FCが低い人は柔軟性と冒険心を育てることで、より充実した人生を送ることが可能になります。

 

あなた自身、

またはあなたのサロンはいかがですか?

 

自己や組織を見つめ、さまざまなキャラクターを受け入れ、指導し

偏りすぎないように適応することが、よい職場への鍵となるでしょう。