昨日のお客さまとのお話し中
“Aさまには、いつも甘い、かわいらしいブレンドになります”
というお話しをしました。
なぜか、狙っている訳ではないのですが、ずっとお越しいただいているお客さまそれぞれにエッセンシャルオイルのブレンドの傾向があります。
この方は、お花のオイルが多い
とか、
結構いつもスパイシーになる方
とか
そうなるのは多分、その方の体調とかその方に必要なもので、それは、そんなに急に大きく変わる訳でもないので、毎回似たようなオイルになるのだと思うのです。
ちなみに、似た傾向であってもオイルブレンドは毎回変わります。私の記憶力が弱いのか前回と同じブレンドというのは記録を見ながらでないと再現できません
同じオイルを長く使い続けることはよくないので、これでいいのです。
さて、話はエラい飛んでしまいましたが、ブログはじめの昨日のお客さまとのお話
Aさんにはかわいらしいオイルを使ってますが、他の方にはそうじゃないこともあるんでるよ
と2つのオイルの香りをかいでもらいました。
お花の甘い香り《カモマイル》と草臭い香りの《クラリセージ》
《カモマイル》はカモミールともいう、ハーブ🌿、ハーブティーでもおなじみキク科のお花です。甘~いリンゴのような香りです。
一方の《クラリセージ》はお料理などで使うセージの一種。お世辞にもかぐわしいとは言い難いです
またここで、話が脱線しますが、私が初めてアロマセラピー、エッセンシャルオイルに接した時のことです。
はっきり言って“アロマセラピー”ってどゆことかもよくわからなかったので、テキストと共にもらったエッセンシャルオイルの香りを嬉々として嗅いだはいいけど、はっきり言って
臭い
ものが多くて
ワタシハナニカマチガッタセンタクヲシタノデハナイカ
と、初回の授業からブルーになったのをよく覚えています。
授業がはじまり各オイルの個性を習い、“臭い子”にもいろいろ、とってもいい効能があるとわかってもなかなか取っ付きにくいものが多かったです。
でも、エッセンシャルオイルは単体ではなかなかかぐわしくないものも、何種類かをブレンドしてあげるとどこでどうなったか、とっても心地よい香りになるのです。
そのうえ、トリートメントでお肌にのせると体温と相まって、もっともっとうっとりした香りに変わっていきます~この辺は香水のブレンドと似ているかもしれません~ただ、エッセンシャルオイルを使っての香水作りをするのなら、もっと複雑にできるのでしょうが、トリートメントで使えるオイルは種類も量も限られているので、香水ほど奥行きのあるものにはなりにくいですが
でも、こうしていろいろなエッセンシャルオイルと付き合っていくうちに苦手だった香りも、それが個性として愛おしくなってきました
多分、いつもスパイシーなブレンドになることの多いお客さまも特別に意識はされてなくても、スパイシーで臭いなぁとは思われていないようです。
こんな風に一見取っ付きにくそうな子たちも、とってもステキな個性を持ったいい子なのです