このところ、関東地方でやや大きな地震が起きています。

先日、災害用トイレのことをブログに書きましたが、備えについて真剣に考えなければならないとの思いが強くなってきました。

 

首都直下型や南海トラフなど、関東の広範囲で大きな揺れが発生するような大地震が起こった場合、住んでいる人の数を考えれば被害の規模は東日本大震災や能登地震の比ではないはず。被災する範囲の広さ、インフラ復旧までの時間の長さなども考えなければなりません。

内閣府による首都直下型地震時の検討資料を見ると、インフラ復旧の目標日数は、電気が6日、固定電話が14日、上水道が30日、ガスが55日となっています。過去の大地震でも復旧に要した日数の傾向は同じ感じで、水道とガスはとても遅かったです。

また、この資料には具体的な数字がありませんでしたが、下水道の復旧にも時間がかかりそうなので、長期間水を流すことができないことを念頭におく必要があります。実は、これが一番やっかいな問題という気もします。

 

それから、大規模な地震が発生したとき、自宅や周辺の状況がどうなるのか、それは住んでいる地域や住宅のタイプなどによって異なる部分が少なからずあると思います。まずは、自宅にいたらどうなるのか、自宅以外で滞在時間の長い場所(例えば職場など)にいたらどうなるのか、真夏の猛暑や真冬の寒さなども。また、家族の構成も重要です。

使えなくなるものは何か? その状況で生活するにはどんなものが必要か? 具体的に想像してみた上で、必要な備えを考えてみないといけないですね。実は、住んでいるマンションの防災に関する資料の中にちゃんとチェックリストが載っています。いまいちどそれをよく見て、自分たちの生活に照らし合わせた上で、足りないものを確認していこうと思います。

 

災害時にまず大事な3つの備えは、トイレ、水、食料。

トイレと食料は、ほぼ1週間分は確保しました。水は微妙なところ。

1週間たった後が心配ですが、そのころになれば救援物資なども少しづつ届くようになることを期待せざるをえません。

この3つ以外で生活に必要なものは、1ヶ月程度は備蓄しておく必要があるのではと考えています。家の在庫を確認した上で、ローリングストックを確保すべく、必要なものの購入を考えたいと思います。

ちなみに、チェックリストの中に”紙パンツ”がありました。うーん、確かにそうですよね。でも、こればかりはローリングストックというわけにはいかない(笑)

それと、これまで古着は断捨離でどんどん捨てていましたが、Tシャツなどの木綿のものは、いろいろな使い道がありそうです。新聞紙なども役に立ちそうなので、捨てるときには全部捨てないである程度残した方がよさそうですね。

 

一方、生活インフラが復旧するまでは何かと“使い捨て”が多くなるはずですが、ゴミの量を減らす工夫も必要です。

 

災害時の生活を具体的に想像してみると、我が家の備えはまだまだ50点以下と思います。頑張らなくては!