訴えられて当然の行為 | アメリカ暮らしほぼ30年おじさん

アメリカ暮らしほぼ30年おじさん

留学でアメリカへきていつの間にやら30年近く経過。日本への永住帰国のプランはもはやなし。誠に遺憾です。

80年代終わり頃、可愛い顔に似合わぬ低音ボイスで一世を風靡したリック・アストリー。日本で言うとそれこそバブルの時期に当たると思う。

 

 

そのアストリーがヤン・グレイビーというラッパーを訴えたという記事が出た。

 

訴えによると、グレイビー及び彼のプロデューサーとレコード会社は、グレイビーの最新作「Betty (Get Money)」という曲が「目に余るほどの」盗作であり、さらに作品についてアストリーが承認したという嘘をついたというもの。

 

グレイビーはアストリー自身から彼のオリジナルの歌唱をレコーディングに使うという同意を得られておらず、グレイビーの曲の中のアストリーっぽい歌唱は誰かさんによる成りすまし行為であり、当該の曲はただの盗作であるとアストリー側訴状は主張。

 

で、MV観てみたよ。え、これ許可得てないの?ひでえな。なりすまし歌唱って田舎の学園祭じゃあるまいし、バカなの?

 

 

リック・アストリーをリアルタイムで知ってる50過ぎの自分にはグレイビーがただのチョケたクソガキにしか見えない。

 

Get Money どころか Lose Money となりそうだね。これで稼いだ金を全部アストリーに持っていかれたうえで動画が削除になればいいのに。いやそうなるべき。

 

ラッパーという種族の思考回路は分からん。車でラジオ流しっぱなしにしているとたまに昔からよく知られている曲がラップの中で使われているのを聴くことがあるけど、たとえ権利問題とかクリアしていたとしても聴いてて全然いい気がしない。

 

レイ・チャールズ辺りがやられ放題の印象あり。カニエ・ウェストの Gold Digger なんかがそうみたいだけど、こういうことを一度でもやった奴をクリエイターと呼びたくないな。最初にこういうことやったのって誰なんだろう。カバーとはやってることの次元が違う。盗作動画を編集して収入を得るのとなんも変わらんと自分は思うよ。