元祖ウスターソースが好き | アメリカ暮らしほぼ30年おじさん

アメリカ暮らしほぼ30年おじさん

留学でアメリカへきていつの間にやら30年近く経過。日本への永住帰国のプランはもはやなし。誠に遺憾です。

日本でウスターソースと言えばブルドッグ。しかしウスターソースは実はウスターシャソースとも呼ばれ、由来はウスターシャというイギリスの州の名前。Lea & Perrins社から最初に発売されたとされている。ただし名前はそのままに、現在はハインツ社から販売されている模様。アメリカではピッツバーグ工場で作られているとか。

 

以上のことは全部アメリカへ来てから知った。当然日本にいた当時はブルドッグのやつとしか思ってなかった。

 

とりあえずLea & Perrinsを本家として話をすると、本家のウスターソースはブルドッグのとはだいぶ違う。全く別物のソースと思った方がいいぐらい。ブルドッグのよりスパイシーで、サラッとしていて、塩分が少ない。どちらかというとそのままソースとして使うよりは調味料としてマリネにするとか料理に色々使える。

 

 

自分の好きな使い方としては、ポテトチップスにかけて食べるというもの。フレンチフライやポテトサラダにも合う。もしかしたら刺身や寿司につけるアメリカ人とかいたりして。ケチャップ派もいるぐらいだからあり得る。自分は…やるわけない、刺身がもったいないわ。

 

この本家のソースは失敗から生まれたという話がある。最初はとても使い物にならない出来だったため樽の中で長い期間放置されたのち、職人がある時再度味見をしたところ中身が発酵して、現在知られているソースがそこには出来上がっていたとか。

 

日本でも輸入品が購入可能みたい。アメリカ版とはラベルとかが違うので本家イギリス版のものかもしれない。ちなみにアメリカではステーキソースのバージョンもあって、これも結構好きである。

 

 

機会があればぜひ。