
心地よいお気に入りの音楽
目を閉じて時間を忘れて
音の旅に出よう
どこまで続いているのかもわからない
そのアスファルトと中央線
周りには赤茶けた大地
そして、ゆるやかに流れる川沿いの道
360°広がるパノラマ
セカンドシートに夢と希望を積み込んで
窓は全開
お気に入りの音楽大音量
急ぐ旅じゃないからアクセルはそれなりで
天井なんて取っ払って
ソラを見よう
青空も星空も夕焼けも
今このときを生きている証
ほんの少し孤独を感じたなら
その川の畔でクルマを停めて
ロッド担いで川に降りよう
音の鳴り止まない荒野の川で
ぼくの夢や希望は
鱒のフィーディングレーンにあるのだと知り
その川面を流れる風に
穏やかなループを乗せる
お気に入りの音楽と
お気に入りの流れ
相棒と
大空
目を開けると
街の雑踏がフェードインしてくる
ぼくの額を
清々しい風が吹き抜けていった。