いつかきっと。名も知らぬ谷をぬけ、海岸線までひとっとび。波のウネリにあわせて、スルスルとすり抜けていく。ぼくの翼もほんの少しだけ大きく立派になってきたのかもしれないけれど、まだまだあの山は越えられない。夕日のミエル丘の岩場で、羽を休めよう。もっともっと、たくさん飛ばなきゃならないから。