蒼い朝。 昨日は美しい黄金の朝の光 今日は薄暗くボンヤリと石造倉庫群を浮かび上がらせるだけの朝の蒼い光 いまさっきまで煌々と輝いていたガス灯は カメラを構えた瞬間に消え まるでどこか 時間を飛び越えて 街の明りにほんの僅かに照らされる 自分を見ているようだった そんな 蒼く冷たい空気に 戸惑いながら デジカメのスイッチを押すと 寒さを振り払うように 足早にクルマに乗り込んだんだ