4月25日、韓国ソウルに到着。
マブルークフェスティバルが始まるまでの9日間を過ごすのは、
ホンデイック駅直近に位置する
L7(エルセブン)ホンデ。
ここは、在日一族による財閥、LOTTEが手掛けるホテル。
LOTTEの「L」と、Lを180度回転させた「7」を組み合わせて、L7。
都会の雑居ビル感を醸すコンクリートやパイプがむき出しの内観に、
センスの良い間接照明やモダンアート作品の配置。
メインターゲットが若年層であることは間違いありません。
もともとはガソリンスタンドがあった、大きな交差点の四つ角の一角。
ホテルの周囲は、韓国のトレンドセッターや流行好きの若者、
外国人観光客らで大変な賑わいでした。
学生とアートとジャズの街だった頃のホンデを知っているだけに、
今のホンデイックエリアの人気ぶりに、ただただ驚くばかり。
レセプションがある22階。
高層階からの眺望は圧巻。
7階のお部屋からの眺め。
ソウル初日は、あいにくの雨天でした。
ホンデイック駅直近の交通量の多い通りを見下ろす部屋。
信号機の音が深夜にも部屋まで聞こえてきます。
私たちは全然気にせず、夜もよく眠れましたが、
物音に敏感な人にはお薦めできないホテルです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190514/13/salmabelly/02/94/j/o0607108014409674647.jpg?caw=800)
ソウル初日の晩餐は、旅の同伴者ケイコさんと
ホテルの裏通りをうろうろしながら見つけた
チョッパル(豚足料理)のお店で頂く。
この店は、ミシュランにも掲載されたことがあるという、
ソウル3大チョッパル店のひとつ、
オヒャンチョッパル(오향족발)。
ソウル市内に何店舗かあるようです。
なんの事前情報もなく、ホンデ店をふらっと訪問したら、
当然のことながら、満席で入店を断られる。
1時間後なら席が空くだろうと店の主人が言うので、
じゃあまた来ます、と1時間後に再訪問し、
やっと入店できました。着席できたのが20時半過ぎ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190514/13/salmabelly/31/0b/j/o1080060714409674655.jpg?caw=800)
腹ペコ女2人は、チョッパルとポッサムの両方を味わえるセットにしました。
水餃子鍋も、セットに含まれていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190514/13/salmabelly/63/8c/j/o1080060714409674659.jpg?caw=800)
ここのチョッパルは、角煮ばりに豚皮がトロトロ食感。
かなり厚切りなんだけど、箸で掴もうとすると肉と豚皮が
ほろっと分離してしまうくらい柔らかい。
一般的に、肉に弾力があって豚皮に噛みごたえのある
薄切りチョッパルとはすごく対照的。
ここのチョッパルは八角の香りが控えめで、食べやすい。
ポッサムのばら肉は、意外とあっさり。
甘辛い大根の和え物と一緒に食べると旨い。
化学調味料無添加がこの店のウリらしい。
ケイコさんは、韓国料理が野菜たっぷりであることに驚いていました。
そう、韓国料理は肉だけじゃない。ちゃんと野菜も食べる。
韓国で毎日野菜とニンニクをたっぷり食べ続けたケイコさんと私。
日に日にお肌が艶々になっていく様子が写真で確認できて面白い。
ソウル2日目。従姉の勤める会社がホンデにあるそうで、
私に会いに来たついでに、ランチを御馳走してくれました。
スンドゥブチゲと石釜ご飯のセット。
石釜ご飯のおこげにお湯をかけてふやかしたものが
ずっと食べたかったので、このランチはとても嬉しかった。
店は、L7から歩いて直ぐのところでした。
味は値段の割にまあまあ普通だったので、お店の紹介はしません。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190514/13/salmabelly/18/7f/j/o1080060714409674668.jpg?caw=800)
ケイコさん念願の、韓国のフライドチキン。
17時前に、軽い夕食として。
衣が薄くてカリカリ。スナック感覚で、1羽分を二人でペロリ。
お店は、韓国では超有名なチェーン店、
キョチョンチキン(교촌치킨)ホンデ店。
キョチョンは十数年ぶりに食べたけど、こんなに美味しかったっけ?
22時半ごろ、
「なんか、お腹空いたね」
「やっぱチキンだけじゃね」
と、ケイコさんと私は夜食を求めて外に。
流石ソウル。深夜営業の店が多くて助かります。
スンデ専門店で、スンデクックをいただく。
シニジュチャプサルスンデ、ホンデ支店
신의주찹쌀순대 홍대입구역점
スンデクックは、トゥッペギ(뚝배기)と呼ばれる鍋で
ぐつぐつポコポコ煮えたぎった状態で出てきました。
26日の夜は冬並みに寒かったので、熱々汁料理がたまらない。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190514/13/salmabelly/1d/e1/j/o1080060714409674678.jpg?caw=800)
ここでも、野菜たっぷり。
細いニラは生で食べても美味しいですが、汁に入れて食べます。
この店のスンデクックにはいっているスンデは、
屋台で出すような澱粉麺を使ったチープなもので、
もち米スンデは入っていませんでした。
もち米スンデが食べたければ、
スンデ盛り合わせをオーダーしろ、ということなのか。
汁には、スンデのほか、豚の色んな臓物がごろごろ入っていて、結構美味しかった。
味付けは卓上でセルフです。
オキアミの塩辛を入れると、旨味倍増。
料理下手なひとは調味料の入れ過ぎに注意です。