最近、劇場で観られなかった作品を観る時によく利用させてもらっている「オンライン上映会」
リアルタイムのライブ配信って、どうしても時間が合わなかったり、
せっかくの千秋楽で退団者の挨拶とかもあるのに、
最後まで観られない。という理由でなかなかチョイス出来ないのだけれど、
「オンライン上映会」はリアルで観られなくても
見逃し配信で1週間ほど猶予があり、
その間の空き時間で観られるのが魅力。
あと、実際の公演からはだいぶ遅れるけれども
お値段も魅力的。
という理由で最近の見逃し作品で、気になるものは
こちらで観劇するようになりました。
もう少し、希望を言えば、
お芝居だけでなくショーの配信もしてくれると嬉しいんだけど…。
前置きはさておき。
今回の見逃し配信で観劇したのは
宝塚星組公演
「ディミトリ~暁光に散る、紫の花~」
この作品。
月組から暁さんが星組に組替えして初の作品だったかな?
なので、確か友の会で応募したんだけど、抽選に外れてチケットが取れなかった作品。。
本当に私、礼×舞空コンビに縁がないのですよ😢
礼さん、こんなに長くトップを務めてるのに、
1度も生の舞台でトップ姿を拝見していない。という…💦
次の星組公演は生でみたいな~。
ようやく感想
と、また話はそれてしまいましたが、
これは観て良かった!
最後、号泣でした。
原作ありの作品の力。も大きいと思いましたが、
こんなに泣かされるとは思ってもみなかった。。
宝塚では久々の号泣作品のような気がします。
元々のストーリーは読んでないので詳しくないのですが、
女性のルスダン主人公の話なのかな?
舞空さんが凄くその辺しっかり演じてらして、
カッコよかったです。
舞空さんのイメージって、
本当に可愛い!!顔も可愛くて正統派の可愛さ!!ってイメージだったのですが、
ここまで娘役トップを務めてきて、
カッコよさと強さを身に付けて来られたんだな~。って
勝手に思いながら観させて貰いました。
トップになっても努力して成長されてるんだな~。って。
ちょっと感動でしたね。
礼さんも確かな歌声と演技力で、
確実にディミトリという役を生きてました。
だからこその最後の感動と号泣でした。
あと、いかにも悪役顔で出てきたジャラルッディーンの瀬央さん
実は良い人じゃん(笑)
ディミトリは助けられたから。という理由だけで付いていった訳でもないんだな。というのが、
助けられた時の心の声と、最後のジャラルッディーンの態度で分かる。という感じでしたね。
あと綺城ひかりさんと有沙瞳さん。
今はお二人とも星組には居ませんが、
本当に心強い戦力のお二人でしたよね。
出番はそんなに多くないけれど、印象に残りました。
出番は多くないのに、ストーリー始まってすぐに、
しっかりと説得力のある歌を歌った有沙さん。
実力者だったんだな~。と今更ながらに感じます。
ストーリー的には切ない話。
周りが敵ばかりなだけに、信じられるものはお互いの愛情だけ。
それが裏切られた。とお互いに勘違いしてしまった所から
国が危うくなり、悲劇へと向かっていく。
愛情って、人の心って移り行くし、もろい物でもあるだけに、信じるのが難しい。
それを最後まで貫いたからこその感動作品だったと思います。
いや~。観て良かった
また素敵なオンライン上映会を期待しております!!