千葉刑務所の見学（刑務所って何のためにあるの？）

法学部の集まりで、千葉刑務所の見学に行きました。
千葉駅からそう遠くない住宅地のどまん中にありました。
ここは、刑期10年以上の成人男性が収容される施設とのことで、殺人犯や強盗犯が多いそうです。
（ただし、ヤクザ関係の人は、別な施設に収容されるとのこと。）
製品の製作作業の様子を見せていただいたのですが、
なんとな～く抑圧された、元気がない…空気を感じました（刑期が長いからかな）。

これまで３つの刑務所（１つは女性用）と１つの少年院を見学させてもらいました。
少年院では、ＩＱの低い子が多いこと（悪い大人に利用されてしまう）、
累犯（窃盗、万引き、無銭飲食）では、食べていけないお年寄りが多いことを知りました。

女子刑務所は、女性の収容者が少ないので、関東で１つだけしかないことも知りました。

これまでは、刑務所は、犯罪者を社会から隔離するための施設で、
罪に見合うだけの長さで拘留すればいいのでは？くらいに考えていました。
でも、拘留している間は、何をさせたらいいんだろう？とか、
刑期が終った後、再犯しないようにするには、どうしたらいいのかな？とか、
そもそも刑務所に入ることで、逆に悪い世界に入らざるを得なくなるんじゃない？ 
と考えるきっかけになりました。