岡田サリーオフィシャルブログ「海とライオンと娘たち」Powered by Ameba


↑この義援金の使い道・・・色々迷いましたが・・


まだ一度もお会いしたことが無いのですが、


私のソウルメイト・オーシャンスイマーMucchi

アニヴァーサリーコーディネーター辰元草子ちゃん のお知り合い、


七里ガ浜でアトリエSORAという工房を主催されているJUJUさん 


被災地で避難所生活を送っている女性たちへ化粧品を!


という呼びかけに私のお店でも協力させていただこうと思います。


私のお店でオリジナルマスカラを販売しているのですが、


私たちも微力ながらなにか出来ないかとスタッフと話し合い、


震災直後から「チャリティーマスカラ」として2000円で販売し、


そのうちの半分、つまり1000円を義援金として現地に寄付


させていただくという企画をしました。


4月22日の時点で約43923円が集まりました。(その後もさらに貯まっています)

初めは日本赤十字社に募金・寄付しようと思いましたが、


マスカラを買ってくださったお客様にとっては


もっとストレートな使い道が見えたほうがいいのではないかと判断しました。

今回、女性を綺麗にするお店・ジューシーアイズとして、


また長年メイクで女性を幸せにする仕事をしてきた私個人としても、


被災地の女性が少しでも女性が元気になってくれたらうれしい!ということで、

皆さんが購入してくださったマスカラの義援金と、ジューシーアイズからの寄付を足して、


オールインワンの保湿GELを125個、購入いたしました。

それから、オリジナルのマスカラも100本、提供させていただくことにしました。

来週頭にはJUJUさんのアトリエにもって行きます!


キレイな目元になるために、マスカラを買ってくださった方たち、


そしてその売上からいただいた義援金によって


被災地の方たちもキレイに。


どうか被災地の女性にも幸せな笑顔がもどりますように。。


キレイの連鎖を被災地へ!YES!


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以下、JUJUさんのBlogから

カイロプラックティックの勉強をしているJUJUさんのお友達の山口さんの手記



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私たちは 学校でカイロプラクティックによる矯正の授業以外にも

患者さんの体を緩和するためのカイロプラクティックの手技に沿ったほぐしを習います。

その技術を生かして山口くんは現地でボランティア活動をしてきました。

彼が 宮城に行って見たこと 感じたことの 手記。

そのまま 載せますね。



多くの方の 被災地へのご支援 お願い致しますフラワー

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東北道→三陸道と乗り継ぎ 石巻市内に入ったのは、出発から8時間後。



市内中心部から海沿いへと向かうにつれ、出発前にテレビでみていた光景を自分の目でみている、という事実を受け入れきれないまま 車を走らせる事さらに2時間。

親友の住む石巻市の鮎川という地区に、ふわふわした気持ちのまま到着しました。



今回の目的は



*親友に支援物資を渡す事

*自分にできるボランティア活動をする事



の2点でした。



現地に着いて最初に、持って行った支援物資を渡し、久しぶりの再会もそこそこに、その地区の役所兼避難所となっている施設に移動して、役所の担当者に話を通してからマッサージを始めました。



1日目・2日目は 被災者や消防士を、3日目は病院で事務・看護士・医師の人達をマッサージしました。



ある消防士の方をマッサージした時の会話が強く印象に残っています。



「毎日 大変ですね。」と、うつ伏せになっている彼に声をかけました。

彼は 「こういう時の為に 我々がいるのです。」と・・・



私は 、軽はずみな自分の発言に激しく後悔しました。プロ意識の高さ、という言葉だけでは表現しきれない強い信念を感じ、全身に鳥肌が立ったのを覚えています。



そしてもう1人。

この女性との出会いが、男である私に気付きを与えてくれました。

化粧や髪など、身なりを整える事で気持ちをプラスの方向へ持って行く事ができるのだ・・・と。




この女性は、身内から個人的に受けた支援物資の中に入っていた化粧品で、数週間ぶりに化粧をしたとの事でした。

元々明るい方だったのかもしれませんが、それだけではない事は明らかに感じとれました。



地震・津波が起きてから最初の1~2週間は、雨風を凌げる場所を確保する事や食べることで精一杯だっただろうけど、これからは化粧をする事は勿論、私のような仕事、心のケアをする医者、理容師・美容師などの職業の人達は必要とされるだろうと感じました。



被災地に行って強く思ったのは、避難所にいる被災者は勿論なのですが、役所職員・消防士・病院職員など、その町の復興活動に直接関わって動いている人達が、休みもなく、かなりの激務を強いられているとい事です。



勿論、こういう人達のほとんどが被災者でもあるので、肉体的にも精神的にもかなりのストレスを負っています。

現地で重要な役割を持つこのような人達がやられてしまっては復興はありえません。

インフラが整備されるまでの数ヶ月は特に、こういう人達のケアが必要な気がします。



実際 私が行った時は、病院の職員は、最近やっと交代で休みをとるようになって、それまでは泊り込み(帰る家がないから当たり前ですが・・・・)で休みなしで働いていたようです。



テレビの報道をみていても、被害を受けた地域の役所職員なども同じ様な状態です。




心の中で 張り詰めていたものがプツンと切れる・・・

意識・無意識にかかわらず、日々膨らんでいくストレスを少しでも軽減させる為に、少しでも多くの被災者の力になる為に、次は5月中旬頃に、ある程度の人数で行こうと計画をすすめています。



この時持って行く支援物資として、今回は化粧品を考えています。



そこで JUJUさんに相談したところ、快く協力してくれるとの返事をいただき、私がこの手記を書く事となりました。

 



一番暗い時

それは

光が差し込む

夜明けに一番近い時




まだまだ厳しい状況ではありますが、少しずつ光は差し込みつつあります。

しかし、もう元の状態には戻らないんじゃないか・・・と、先が見えず、気力を失っている方が大勢いるのも事実です。

その人達が 少しでも前向きな気持ちがもてるよう様に、皆さんに協力いただければと思います。



女性の化粧に関するものならどんな物でもかまいません。



宜しくお願いします。