明けましておめでとうございます。
私が住んでいるオハイオはまだ新年まで数時間残っています。
去年に引き続き今年も残念ながら日本への帰省はキャンセルになりました。
とは言え、チケットは2年前に買ってあったので、
今年中に使わなければならず行き先を変更しまして、
しばらくは行く予定のなかったアリゾナ、ユタ、ネバダまで
急遽マイケルさん(夫)と行ってきました。
アリゾナとユタでは前から行ってみたかったある小さい街へ。
時間があるかたは下の写真に書いてある場所をウィキで検索してみてくだいさい。
大変興味深い場所です。
その後、ラスベガスにも行きました。
ラスベガスなんて別に私が紹介するまでもないので
場所について詳しいことは別に書かく必要もないと思いますが、
ストリップと呼ばれる中心街から車で5分ぐらいのところにある
チャイナタウンがめちゃめちゃ楽しかったです。
特にXiao Long Dumplingsというレストランが本当においしくて、
このレストランのためにもう一度行きたいです。
アメリカだとあるあるのちょっと冷めた料理が出てくるということもなくて、
小籠包のスープは熱々!
結局3種類ある全ての小籠包メニューを食べてみました。
どれもおいしかったんですが、個人的にはオリジナルが一番でした。
ラスベガスの中心地は冬ということもあってそれほど人も多くなく、
それほど寒すぎず外歩きにはちょうどよかったです。
メイン道路は約6キロあるらしく北から南まで歩くと足がヘトヘトでした。
途中ショッピングモールをうろうろしたり、
フラミンゴを見たり(フラミンゴというホテルに本物のフラミンゴが飼われています)と横道にそれるので、
トレッキングと思って挑んだ方がよかったですね。
大好きなチョコレート屋さんもありましたよ!
アジア系のお客さんが数人わいわいしていました
そういえば、日本に住んでいた時は高級ブランド店が立ち並ぶところへ行こうと思えば電車で行けるような大阪とか神戸とかに住んでいました。
買いたいものも買えるものもほとんどないので、
冷やかしでしかほぼ行ったことないんですけどね。
アメリカに来てからは大きいショッピングモールとか
ニューヨークとかに行く時にしか、
100万を余裕で超えるような商品をばんばん扱っているお店が並んでいるところを歩くことがなかったのでなんだか懐かしかったです。
なんというか、なんだろう。。。
こんなこと書くと多方から批判がきそうですけど、
銀座と道頓堀を足して割ったような既視感がありました。
あのケバケバしい色使いといろんな人が歩いているのがなんともいえず懐かしかったです。
アメリカではめずらしく合法で飲酒しながら外を歩けるので飲みながら歩いている人もたくさんいました。
カジノはタバコ臭いので通り抜けるぐらいにしておいて、
普段なら入ることすらほぼしない、
すごくハイエンドないろいろな高級店に気軽に入ってみました。
買う気もない客の相手をさせるのが悪いなと思ったんですけど、
なんでそんなに高いんだ?と思う鞄や、
めちゃめちゃでかいダイヤモンドとか所狭しと並んでるのを見てきました。
あれだけ大きい石が普通に並んでると1カラットぐらいのダイヤモンドなんて小さい方に見えるから不思議ですね。
怖い!
ある有名店ではたまたま私の隣に立っていた穴の空いたよれよれのTシャツを着た人が
「パートナーにこの指輪が似合いそうだから1つおくれ〜」
と60万ぐらいの指輪をショーケースから出してもらって見るわけでもなく
そのまま包んでもらって買っていました。
指輪のサイズをすぐに答えていたから贈り慣れてるんだろうか?
でもそれよりそのでかい穴がいくつも空いたシャツをなんとかしろよ
と思いましたけど、アメリカの服は意外と乾燥機ですぐに服にダメになるので貴金属の方がコストパフォーマンスがいいのか??
Van Cleef & Arpelsとか日本でもすごく人気ですよね。
ベガスにもたくさんあったので、そのうちの一店舗に入って
「ふむふむ。これがあの35万近くするネックレスかー可愛いけど、高いなーなんでこんなに高いの?」と思って見ていたら、年配のカップルが入って来てものの5分ほどで私が見ていた商品の色違い(?)を購入してラッピングすることもなくそのまま首にかけて出て行きました。
何も買わず退店するタイミングは今だ!
と我々もその人たちの後に続いて出たところ、
そのカップルの男性が店から少し離れたところでその女性のコートのポケットに100ドル札をめちゃめちゃたくさん捻じ込んでいました。
数枚じゃないですよ!ちょっと折り曲げるのに苦労するレベルの厚さの枚数!
「35万以上(税込)使った後に追加でそんなに現金を!!」
となんだか笑ってしまいましたね。
なんかすごいなラスベガス!
そういえばもともとそういう側面がある街だよねラスベガス!
かわいいジュエリーが売られているブランドというイメージから一気に100ドル札を他人のコートに詰め込めるレベルの人が入店後すぐに買うブランドというイメージが私の中で勝手にできてしまった。
それから泊まっていたThe Venetian Resortというホテルが結構素敵でした。
昔マイケルさんが家族で宿泊したことがあるらしくてこのホテルを選んだんですが、
冬だったのとコロナだからか普段よりだいぶ安くとまることができました。
どうせほぼ寝るだけだからと思ってましたけど、
お湯を張っておいてシャワーで体を洗ってからすぐ入浴できるのは嬉しいですね。
ただ普通のホテルより宿泊者が多くて対応が大変なのか、
コロナのせいで働く人がすくないのか部屋から必要なものがあってもすぐに電話は通じません。
宿泊中に聞きたいことがあって電話しましたけど、20分以上繋がらなくて結局下のフロントデスクまで行ったのでトイレットペーパーを持ってきてほしいとかだと大変かもね。
そういえば、あるお店でクリスマスプレゼントとしてマイケルさんからカードケースを買ってもらいました。
もう現金を持ち歩かずクレジットカードしか使わない生活だから財布らしい財布を持つ生活に戻れず薄いカードケースを使う生活を送っています。
なのでカードケースをもらえるのはありがたかったです。
一応有名なブランドの革製品だったのでカードケースには自分では出さないぐらいの値段でした。
メンテナンスはどうしたらいいのかとネットで検索したら、その商品のウェブ広告で日本語に訳しにくいんですが
「ストッキングスタッファーに最適!」
と書かれているのを見ました。
ストッキングスタッファー(stocking stuffers)っていうのは、あのクリスマスの飾り付けによく見る赤いプレゼントを入れる靴下で、アメリカではよく家族分の靴下が飾られていてメインのプレゼントとは別にいろいろないわゆる低価格のプレゼントを何個も入れておくものです。
だいたいお菓子とか手袋とか子供なら小さいおもちゃ、大人ならシャツとかあまり高すぎない化粧品とかいろいろですかね。
ポイントは高すぎない手軽なプレゼントっていうところですけど、
私がもらったカードケースがそんな風な扱いをされていてこれまた笑ってしまいました。
別にそんな手軽ではないだろう??と思ったりしましたけど、
まぁここも他人のコートのポケットに札束ねじ込む客層がターゲットならこれも手軽なプレゼントってことかと納得。
ちなみにそのカードケースめちゃめちゃ気に入ってます。
革のカードケースはちょっと硬いという印象があったんですが、柔らかくてカードの出し入れがスムーズです。
前まで使っていたのと全然ちがうなー。
そんな楽しい旅行も終わって帰ってきたら修士論文とかも書かないといけないし、
友人がコロナに感染して喉がやられて味覚と嗅覚を失ったりしています。
自分も友人も周りの知り合いはほぼ全員ブースターも打っているんですが、
息苦しさはなくとも咳が止まらなくて寝られない日を過ごしたりしているようです。
ワクチンがなかったらどうなってきたことやら。
今年も引き続きコロナで大変な日が続きそうですが、みなさんもどうぞお気をつけて楽しく充実した一年をお過ごしください。