「人」という記憶 | 学生団体S.A.L. Official blog

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中東スタツア八日目。

毎日が濃く、楽しく、発見の日々…あっという間に中東スタツアも中盤に差し掛かってきました。

メンバーとはもう家族のように仲良しになりました(と、わたしは勝手に思っています^^)


今日、一週間ほど過ごしたエルサレムを出て、今はハイファという街にいます。地中海の風が気持ちよく、リゾート地のようにお洒落なお店が軒を連ねています。


エルサレムでは、岩のドーム、オリーブ山からの景色、聖墳墓教会、嘆きの壁など、ずっと見たいと願ってきたものをやっとこの目で見れて深い感銘を受けました。



しかしなぜか、エルサレムの地を思い出している今、一番心に残っているのは「人」なのです。

言葉を交わした人々の顔が、声が、浮かんできます。


八日も旅をしていると、様々な人に出会います。


陽気すぎる検問員、気前がいいアクセサリー売りのお兄さん、40分程電気回路の話をしてくれたオランダ人バックパッカー…


エルサレム旧市街では、たまたま話しかけたお兄さんが、柔道のオリンピック選手だったりしました。


安息日とそうじゃない日で嘆きの壁の雰囲気が異なるように、朝と夜でオリーブ山からの景色が異なるように

日々変わる人々が、また一層、エルサレムという街を輝かせ、訪れる者を飽きさせません。

何度訪れてもきっと色褪せることなく私に感動と驚きを与えてくれるでしょう。



遺跡とか、歴史的建築物ももちろん素晴らしいですが、もしかしたら旅の醍醐味とは、「人」なのかもしれません。


今日から二泊三日をハイファ、その後再びヨルダンに向かいます。

イスラエル・パレスチナ、
ヨルダンで感じたことを真空パックにして日本に持って帰ります。


まだ、私たちの旅は終わりません。

明日は、どんな素敵な人に出会うのでしょうか。


文責:イベント局二年 花澤葵




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