成功への道しるべ | 学生団体S.A.L. Official blog

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慶應義塾大学公認の国際協力団体S.A.L.の公式ブログです。

ああ、失敗した。ああ、やってしまった。
また、失敗。どうして私はこう、駄目なやつなんだ。


人間、誰しも生きている限り、何かしらの失敗をしてしまうものです。
遅刻や試験の赤点、伝達ミス、怪我など、一人一人によってことなる多くの失敗が、わたしたちの身の回りで起こり、私たちの心を支配しています。


「あのとき寝るのを我慢して二度寝なんてしなければ...」

「センターのマークシート、3でなく1にしていたなら...」

「あんなに飲まなかったら...」

「あの交差点を右に曲がっていたら...」


もはやとりかえしのつかない「もしも」の渦に支配され追いつめられる私たちの毎日。
どうしてこんなことをしてしまったのか、もしもああしていればこんなことには。と何日も何日も悩んでしまう方も多いでしょう。


しかしある言葉を聞いて、失敗をただ後悔して生きて行くのはとてももったいないと考えるようになってきたのです。


電球を発明したあの有名なトーマス・エジソン。
電球を発明するにあたって数多くの実験を行なったエジソンは記者に



「エジソンさん、あなたは電球に適する物質を発見するまでに何百回と失敗して、さぞや落ち込んだことでしょうね。」

と聞かれ こう答えました。

「私は失敗などしたことない。このやり方では駄目なんだ、ということが証明されたのだからすべての実験は『成功』なのだ。」




世間一般で言う失敗を失敗とみなさず、成功への道しるべとみなし前に進む彼の生き方。
失敗をただただ後悔し項垂れて生きて行くのは無意味なのだと、再確認することができたような気がします。


失敗は怖いです。大切な人に迷惑をかけてしまったりなにより自分に自信が持てなくなってしまったりします。
ですがただとりかえしようのない物事に支配され、恐れて足を止めてしまえば、努力すれば手に入ったかもしれないものも確実に失ってしまう。
失敗を成功への道しるべへと再構築し、諦めずに進むことが大切なのでは。

当たり前のことですがそんな風に考えて生きて行くことが意味のある生き方なのでは、と感じました。



さて、今私はこのブログをとても慌てて打っています。
さっさと書けばいいものを、さぼって書かなかったためです。

この「サボり」という失敗を生かすことで、次回はもっと早く、もっと意味のあるSALブログを書けるのではないでしょうか。




失敗したところで悲観してやめてしまうから「失敗」になる。


そんな風に考えて明日から頑張っていこうとおもいます。



広報局一年 山口